概要
数式を文字列として返します。
書式
FORMULATEXT(reference)
引数
セルまたはセル範囲を参照します。
解説
- 参照されているセルを選択すると、数式バーに表示されている内容が返されます。
- 対象範囲は、別のワークシートやブックに指定することができます。
- 対象範囲が別のブックにあり、そのブックが開いていない場合は、エラー値 #N/A が返されます。
- 対象範囲が行全体や列全体、または 1 つ以上のセルを含む範囲または定義名である場合、行、列、または範囲の左上隅のセルの値が返されます。
- 次のような場合は、エラー値 #N/A が返されます。
- 対象範囲として使用されるセルに数式が含まれていない場合。
- セル内の数式が 8,192 文字を超えている場合。
- ワークシート保護などのために、数式がワークシートに表示されない場合。
- 数式が含まれている外部のブックが Excel で開かれていない場合。
- 入力として無効なデータ型を使用すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
- 関数を引数として入力しているセルへの参照を入力すると、循環参照に関する警告は発生しません。 処理が成功した場合、数式は文字列してセルに返されます。
データ型
セル範囲への参照を受け取り、 文字列データを返します。
サンプル
FORMULATEXT(A2)
Excel形式ファイルへのエクスポート
Excel 2013以降をサポートします。BIFF8(xls)形式には対応していません。
参照