MESCIUS SPREAD for Windows Forms 17.0J 関数リファレンス
SCAN

概要

この関数は、配列の各値にLAMBDAを適用してスキャンし、各中間値を持つ配列を返します。

書式

SCAN ([initial_value], array, lambda(accumulator, value))

引数

本関数には、次の引数があります。

引数 説明
[initial_value] (オプション)アキュムレータの開始値を設定します。
array

スキャン対象の配列。

lambda

配列をスキャンするために呼び出したLAMBDA。
LAMBDAは2つのパラメータがあります。

accumulator: 最終結果として返された合計値。

value: 配列の各要素に適用される計算。

解説

initial_value引数を使用して、アキュムレータパラメータの開始値を設定します。 テキストを使用している場合は、初期値を""に設定します。 無効なLAMBDA関数または誤ったパラメータ数が指定された場合、「不正なパラメータ」という#VALUE!エラーが返されます。

データ型

配列を返します。

サンプル

SCAN(1, A1:C2, LAMBDA(a,b,a*b))

SCAN("",A1:C2,LAMBDA(a,b,a&b))

使用可能な製品バージョン

本関数は、製品版15以降で利用できます。

 

 


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