指定した文字または文字列の前に出現するテキストを返します。
=TEXTBEFORE(text,delimiter,[instance_num], [match_mode], [match_end], [if_not_found])
有効な引数は次のとおりです。
引数 |
説明 |
---|---|
text |
検索対象のテキスト。 ワイルドカード文字は使用できません。テキストが空の文字列の場合、空のテキストを返します。 |
delimiter |
抽出する前のポイントをマークするテキスト。 |
instance_num |
テキストを抽出する区切り記号のインスタンス。既定では、instance_num = 1 です。 負の数を指定すると、テキストの末尾から検索が開始します。 |
match_mode |
テキスト検索で大文字と小文字を区別するかどうかを決定します。 既定では大文字と小文字が区別されます。 次のいずれかを入力します。
|
match_end |
テキストの末尾を区切り記号として扱います。 既定では、テキストは完全一致です。次のように入力します。
|
if_not_found |
一致するものが見つからない場合に返される値。 既定では、#N/A が返されます。 省略可能です。 |
空の区切り値で検索すると、TEXTBEFORE はすぐに一致します。 先頭から検索するとき (instance_num が正の場合) には空のテキストが返され、末尾から検索するとき (instance_num が負の場合) にはテキスト全体が返されます。
文字列型データを返します。
=TEXTBEFORE("Little red Riding Hood's red hood","red") // 結果は「Little」です。
=TEXTBEFORE("Little red Riding Hood's red hood","red", 2) // 結果は「Little red Riding Hood's」です。
=TEXTBEFORE("Little red Riding Hood's red hood","Red") // 結果は「#N/A」です。
=TEXTBEFORE("Little red Riding Hood's red hood","Red", ,1) // 結果は「Little」です。
製品バージョン 17.0J 以降で使用できます。
メモ:TEXTABEFORE 関数は、Excel for Office 365 のベータ版 Insider ビルドでのみ使用できます。したがって、ベータ版 Insiders ビルドを使用せずに、Excel にXLSXをインポートまたはエクスポートすることはできません。 |