MESCIUS SPREAD for Windows Forms 17.0J 関数リファレンス
TEXTBEFORE

指定した文字または文字列の前に出現するテキストを返します。

書式

=TEXTBEFORE(text,delimiter,[instance_num], [match_mode], [match_end], [if_not_found])

引数

有効な引数は次のとおりです。

引数

説明

text

検索対象のテキスト。 ワイルドカード文字は使用できません。テキストが空の文字列の場合、空のテキストを返します。

delimiter

抽出する前のポイントをマークするテキスト。

instance_num

テキストを抽出する区切り記号のインスタンス。既定では、instance_num = 1 です。  負の数を指定すると、テキストの末尾から検索が開始します。

match_mode

テキスト検索で大文字と小文字を区別するかどうかを決定します。 既定では大文字と小文字が区別されます。 次のいずれかを入力します。
  • 0      大文字と小文字を区別します。
  • 1      大文字と小文字を区別しません。

match_end

テキストの末尾を区切り記号として扱います。 既定では、テキストは完全一致です。次のように入力します。

  • 0    区切り記号をテキストの末尾に一致させないでください。
  • 1    区切り記号をテキストの末尾に一致させてください。

if_not_found

一致するものが見つからない場合に返される値。 既定では、#N/A が返されます。 省略可能です。

解説

空の区切り値で検索すると、TEXTBEFORE はすぐに一致します。 先頭から検索するとき (instance_num が正の場合) には空のテキストが返され、末尾から検索するとき (instance_num が負の場合) にはテキスト全体が返されます。

データ型

文字列型データを返します。

サンプル

=TEXTBEFORE("Little red Riding Hood's red hood","red") // 結果は「Little」です。

=TEXTBEFORE("Little red Riding Hood's red hood","red", 2) // 結果は「Little red Riding Hood's」です。

=TEXTBEFORE("Little red Riding Hood's red hood","Red") // 結果は「#N/A」です。

=TEXTBEFORE("Little red Riding Hood's red hood","Red", ,1) // 結果は「Little」です。

使用可能な製品バージョン

製品バージョン 17.0J 以降で使用できます。

メモ:TEXTABEFORE 関数は、Excel for Office 365 のベータ版 Insider ビルドでのみ使用できます。したがって、ベータ版 Insiders ビルドを使用せずに、Excel にXLSXをインポートまたはエクスポートすることはできません。

 

 


© MESCIUS inc. All rights reserved.