リストまたはデータベース内の指定の1列において、指定の条件を満たす、空白以外のセル数をカウントします。
DCOUNTA(database, field, criteria)
有効な引数は次のとおりです。
引数 | 説明 |
---|---|
database | データベースを構成するセル範囲(セル範囲の参照) |
field | (オプション)データベース内の列。ラベルまたはインデックスで指定します。 |
criteria | データベース内の、使用する行を指定するセル範囲(セル範囲の参照) |
database 引数は、データベースを構成するセル範囲です。 各列は1つのフィールドを表します。 先頭行はフィールド ラベルであり、 残りの各行は、それぞれ1つのデータ レコードに対応します。
field 引数は、データベース内のどの列を使用するかを定義します。 field 引数には文字列(フィールド ラベル)または数値(フィールド インデックス)を指定できます。 field 引数は省略可能です。 この引数を省略した場合は、基準を満たすすべてのレコード数がカウントされます。
criteria 引数に指定するセル範囲は、データベース内のデータ サブセットを選択するための条件となる行を表します。 先頭行はフィールド ラベルであり、 残りの行は条件を表します。 同一行内の複数の条件は、AND 演算で結合されます。 異なる行内の複数の条件は、OR 演算で結合されます。 個々の条件は、数値または文字列です。 文字列には、比較演算子(=、<>、<、>、<=、>=)を含めることができます。 演算子を特に指定しない場合は、等号(=)とみなされます。
criteria 引数では、ワイルドカード文字の使用はサポートされません。
これは、いくつか存在するデータベース(リスト)関数の1つであり、セル範囲が1つのデータベースとみなされます。 データベース関数の詳細については、「データベース関数」を参照してください。
database および criteria 引数に対してはセル範囲を、 field 引数に対しては文字列または数値を受け取り、 数値データを返します。
DCOUNTA(A4:E10,"Type",A4:E10)
DCOUNTA(A1:A9,3,D5:D8)
製品バージョン 2.5 以降で使用できます。
DCOUNT | COUNT | COUNTA | DAVERAGE | データベース関数