GrapeCity SPREAD for Windows Forms 12.0J 移行ガイド
FpSpread

FpSpreadクラスに関する変更点は、次のとおりです。

FarPoint.Win.Spread.FpSpread.EnableCrossS

heetReference

11.0Jでは、FpSpreadクラスのEnableCrossSheetReferenceプロパティが「false」に設定されている場合でも、ユーザーは別のシートのセルへの関数リファレンスを設定できますが、セルの値は(Excelの動作と同様)「#REF」になります。

FarPoint.Win.Spread.FpSpread.RangeDragFillMode

RangeDragFillModeのデフォルト値は「ControlCopy」に変更されます。

FarPoint.Win.Spread.FpSpread.DragFillDataOnly

DragFillDataOnlyのデフォルト値は「false」に変更されます。

数式

製品の表計算機能において11.0JからCalculation-On-Demandが有効になっています。Calculate-On-Demandはその名の通り要求に応じて表計算が行われる機能となり、セルが描画されるタイミングやセルに対する参照があったタイミングで行われます。数式をすぐに実行させるにはRecalculateAllメソッドを呼び出します。

FpSpread1.ActiveSheet.RecalculateAll();

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