SPREAD for Windows Forms 15.0J 移行ガイド > 旧バージョンからの移行 > 旧バージョンとの相違点 > 11.0.4500.2012での変更点 > Spreadのモデル > DefaultSheetDataModel |
DefaultSheetDataModelに関する変更点は、次のとおりです。
DefaultSheetDataModel.ClearData(int row、int column、 int rowCount、 int columnCount) |
10.0Jでは、このメソッドを呼び出すとデータのみをクリアすることができました。 11.0Jでは、このメソッドを呼び出すと、範囲内のセルの数式もデータと共にクリアされます。 |
リファレンス |
11.0Jでは、DefaultSheetDataModelをSheetViewモデルに割り当てる場合は、参照が保持されません。つまり、DefaultSheetDataModelがSheetViewの新しいStyleModelに割り当てられている場合、ユーザーはコピー操作のみを実行できます。また、割り当てられたモデルへの参照は保持されません。 |
セルの値 | 10.0Jでは、セルの値をクリアしても数式はクリアされませんでした。また、数式をクリアしてもセルの値はクリアされませんでした。? 11.0Jでは、セルの値をクリアすると数式もクリアされます。また、数式をクリアするとセルの値もクリアされます。 |
セルへの数式の設定 | 10.0Jでは、セルに同一の数式を設定してもChangedイベントは発生しませんでした。 11.0Jではセルに同一の数式を設定してもChangedイベントが発生します。 |
継承したDefaultSheetDataModel | 継承したDefaultSheetDataModelを割り当てると、割り当て前に設定したシートの設定がクリアされます。なお、シートのDefaultStyleの設定については継承クラス割り当てによってもクリアされません。 |