SPREAD for Windows Forms 15.0J 移行ガイド > 旧バージョンからの移行 > 旧バージョンとの相違点 > 11.0.4500.2012での変更点 > Spreadのモデル > DefaultSheetStyleModel |
DefaultSheetStyleModelに関する変更点は、次のとおりです。
DefaultSheetStyleModel.GetDirectInfo(int, int, FarPoint.Win.Spread.StyleInfo) | このメソッドがnullパラメータで呼び出されると、古いオブジェクトスタイルへの参照は返されません。 | ||||
DefaultSheetStyleModel.SetDirectInfo(int, int, FarPoint.Win.Spread.StyleInfo) | 10.0Jでは、このメソッドを使用してStyleInfoオブジェクトをStyleモデルに設定することができました。 11.0Jでは、このメソッドはStyleInfoオブジェクトへの参照を保持しません。 |
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DefaultSheetStyleModel.SetDirectAltRowInfo(int, FarPoint.Win.Spread.StyleInfo) | 10.0Jでは、このメソッドを使用してStyleInfoオブジェクトをStyleモデルに設定することができました。 11.0Jでは、このメソッドはStyleInfoオブジェクトへの参照を保持しません。 |
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DefaultSheetStyleModelの親 |
11.0Jは、StyleModelの親の変更をサポートしません。 以下のコードを10.0Jで実行すると、StyleModelのParentプロパティを使って親のオブジェクトの変更が可能です。その結果、シートの背景色が赤に変化します。一方で、11.0Jで実行すると赤は適用されません。これは親の変更がサポートされていないためです。
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リファレンス | 11.0Jでは、DefaultSheetStyleModelをSheetViewモデルに割り当てる場合は、参照が保持されません。つまり、DefaultSheetStyleModelがSheetViewの新しいモデルに割り当てられている場合、ユーザーはコピー操作のみを実行できます。また、割り当てられたモデルへの参照は保持されません。 | ||||
NamedStyle | 11.0Jでは、NamedStyleCollectionで次のことを許可しません: 1)NamedStyleCollectionでは、同じ名前の2つのNamedStylesは使用できません。 2)Excelファイルをインポートした後は、以前のバージョンようにFpSpread用のNamedStylesコレクションを作成する必要はありません。これは、DefaultSheetStyleModelによって処理されるようになります。 |
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SheetViewのBackgroundImageの設定 | 11.0Jでは、SheetViewのBackgroundImageプロパティを設定するとき、シートの背景画像を表示するためにSheetView.DefaultStyleのBackColorプロパティを透明に変更する必要はありません。 | ||||
SheetViewモデルに非同期の行‐列数のAxisモデルの割り当て | 11.0Jでは、非同期の行‐列数のAxisモデル(DefaultSheetAxisModel)をSheetViewモデルに割り当てることはできません。 | ||||
インポート時にスタイル関連のプロパティの変更 | 11.0Jでは、セルにスタイルがあってもcell.Lockプロパティが設定されていない場合、直接的なstyleinfoのロック値が「false」と仮定します。 また、直接的なstyleinfoもExcelからインポート中に変更されます。インポートすると、テーブルセルの垂直方向の配置が「標準」に変更されます。 |
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インポート後のセルの罫線のタイプの変更 | 10.0JまではExcelで設定された罫線は「ComplexBorder」としてインポートされました。11.0Jでは、Excelで設定された罫線が次の条件を満たす場合、「LineBorder」または「DoubleLineBorder」としてインポートされます。 1)セルの4つの辺のうちの少なくとも1つ(左、上、右、下)に罫線が設定されます。 2)設定を持つ辺のLineStyleは同じでなければならず、「Thin」、「Medium」、または「Double」のいずれかでなければなりません。 3)斜め罫線がありません。 |