GrapeCity SPREAD for Windows Forms 12.0J サンプルコード集
Excelファイルのインポート

以下のメソッド(いずれもオーバーロード形式)呼び出しにより、Excelファイル(xls形式またはxlsx形式)の情報をインポートすることが可能です。

但し、当機能はExcelファイル上のデータや書式を元の状態のまま最大限維持して処理することを目的としているため、必ずしも全ての内容が完全に反映されるとは限りません。例えばExcelではセルデータに関連したグラフオブジェクトを作成することができますが、 SPREADでは同等の機能をサポートしていないため、結果的にグラフはインポートされません。

このように、SPREADにてExcelファイルを扱う場合には幾つかの制限事項が存在することや、あらかじめその機能仕様を十分に把握しておく必要もあります。詳細については下記「メモ」や、Excelファイル上の各設定がどのようにインポートされるかについてはインポート/エクスポートリファレンスも併せてご参照ください。

【実行例】

Excel

インポート後のSPREADシート

SPREAD

  • 当機能を利用するためにMicrosoft Excel(Office)を別途インストールする必要はありません。
  • インポート後の行数/列数はExcelにおける各最大数となります。必要に応じて再設定を行ってください。
  • インポートおよびエクスポートに要する時間は、処理対象となる情報量(シート数、行列数、各セルに設定した罫線や表示色などの属性) に大きく依存します。(コントロール側にて改善する機能はありません)
  • 基本的に全てのExcelセル書式は 標準セル型としてインポートされ、NumberFormat/DateTimeFormat/FormatStringなどの各プロパティの設定により、元の状態を最大限維持した書式が割り当てられます。
  • 同一セル内に複数の書式を持つExcelの各セル書式はインポートされません。(セル自体に適用されている書式がインポートされます)

 private void button1_Click(object sender, System.EventArgs e)
 {

   //xlsx形式ファイルをインポートします
   fpSpread1.OpenExcel("対象ファイルパス名.xlsx");

 }
 Private Sub Button1_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Button1.Click

   'xlsx形式ファイルをインポートします
   FpSpread1.OpenExcel("対象ファイルパス名.xlsx")

 End Sub

 

 


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