FpSpreadクラスのAllowUserFormulasプロパティをTrueにすることで、実行時における数式の手入力を許可することができます。(デフォルトはFalseです)
ActiveX版で使用された「A#+B#」のような数式はサポートされません。
SPREAD for Windows Formsでは、例えばA列とB列の値を加算してC列に設定する場合は、相対セル参照をRC[-2]+RC[-1]のようにします。現在の位置(C列内)と演算対象のセルの相対位置を指定することで、ActiveX版のワイルドカードと同様の操作を行うことができます。
FpSpread1.Sheets(0).ReferenceStyle = FarPoint.Win.Spread.Model.ReferenceStyle.R1C1
FpSpread1.Sheets(0).Columns(2).Formula = "SUM(RC[-2]:RC[-1])"