GrapeCity SPREAD for WPF 2.0J
列挙型フィールド

列挙型フィールドは、文字列のコレクションからどれか1つにマッチする値を入力可能とします。列挙型フィールドは、MaskEnumerationField クラスを使用して設定します。入力可能な文字列のコレクションは Items プロパティに設定します。

列挙型(スピン機能)

ユーザーが文字列のコレクションからどれか1つ項目を選択するには、スピン機能とドロップダウン リストを使用する方法があります。それぞれの方法について説明します。

スピン機能の有効化

ユーザーは次の方法でスピン機能で項目を送る、または戻すことができます。

スピン機能を有効にするには AllowSpin プロパティを設定します。また、スピンボタンの表示方法は SpinButtonVisibility プロパティで設定できます。

次のサンプルコードはマスク型セルでスピンボタンを表示します。

C#
コードのコピー
MaskCellType msk = new MaskCellType();
msk.FieldSet = new MaskFieldSet("所在:(仙台本社|関東支社|大阪支店|名古屋営業所)");
msk.SpinButtonVisibility = CellButtonVisibility.AlwaysShow;
gcSpreadGrid1[0, 0].CellType = msk;
Visual Basic
コードのコピー
Dim msk As New MaskCellType()
msk.FieldSet = New MaskFieldSet("所在:(仙台本社|関東支社|大阪支店|名古屋営業所)")
msk.SpinButtonVisibility = CellButtonVisibility.AlwaysShow
GcSpreadGrid1(0, 0).CellType = msk

値のループ

スピン機能で項目を送る、または戻すことにより最後の項目に達した場合は最初の項目を、最初の項目に達した場合は最後の項目を設定するかどうかを SpinAllowWrap プロパティに設定します。

ドロップダウン リストの表示

次の図のようにドロップダウン リストを表示できます。

列挙型(ドロップダウン リスト)

ユーザーは次の方法でドロップダウン リストを表示できます。

ドロップダウン リストの表示を有効にするには、列挙型フィールドの AllowDropDownOpen プロパティを True に設定します。

次のサンプルコードはマスク型セルの列挙型フィールドでドロップダウン リストの表示を有効にします。

C#
コードのコピー
MaskCellType msk = new MaskCellType();
msk.FieldSet = new MaskFieldSet();
msk.FieldSet.Fields.Add(new MaskLiteralField() { Text = "所在:" });
msk.FieldSet.Fields.Add(new MaskEnumerationField() { 
    Items = new ObservableCollection<StringItem>() { "仙台本社", "関東支社", "大阪支店", "名古屋営業所" },
    AllowDropDownOpen = true
});
gcSpreadGrid1[0, 0].CellType = msk;
Visual Basic
コードのコピー
Dim msk As New MaskCellType()
msk.FieldSet = New MaskFieldSet()
msk.FieldSet.Fields.Add(New MaskLiteralField() With {.Text = "所在:"})
msk.FieldSet.Fields.Add(New MaskEnumerationField() With {
    .Items = New ObservableCollection(Of StringItem) From {"仙台本社", "関東支社", "大阪支店", "名古屋営業所"},
    .AllowDropDownOpen = True
})
GcSpreadGrid1(0, 0).CellType = msk

 

 


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