GrapeCity SPREAD for WPF 2.0J
ヘッダ/フッタ(印刷)

ヘッダおよびフッタには、テキストと画像を出力できます。

画像やテキストをヘッダに出力するには PrintSettings の Header プロパティに、フッタに出力するには Footer プロパティに、ヘッダおよびフッタを表す PrintPageHeader クラスのインスタンスを設定します。ヘッダおよびフッタは奇数/偶数ページ別に、またページの左側/中央部/右側のそれぞれに設定できます。

ヘッダおよびフッタに出力するテキストは、キーワードを使用した書式文字列で設定します。使用できるキーワードは次のとおりです。

キーワード 説明
&P 現在のページ番号
&N 全体のページ数
&G イメージの挿入位置を表します。イメージファイルは、表示位置にあわせて、ヘッダおよびフッタの LeftImageCenterImageRightImage プロパティに設定します。なお、アセンブリに含まれるイメージ ファイルを URI で参照する場合は、絶対パッケージの URI を使用してください。
&D 本日の日付
&T 現在の時刻
&S 取り消し線
&U 下線
&B 太字
&I 斜体
&""(2重引用符で囲む) フォントの設定であることを表します。(例)&"HGP行書体,Italic"
&K 後に続く文字列が色の設定であることを表します。(例)&KFF0000
&(数字) 数字はフォントサイズを表します。(例)&20

キーワードを使用した設定について、次のサンプルコードを参照してください。

サンプルコード

次のサンプルコードはヘッダにテキストと画像を設定し、印刷プレビューを表示します。この例では、アプリケーションのプロジェクト フォルダーに「img」という名前のサブフォルダーを作成し、イメージ ファイルを保存しています。 

C#
コードのコピー
gcSpreadGrid1.PrintSettings.Header = new PrintPageHeader();
gcSpreadGrid1.PrintSettings.Header.LeftSection = "&\"HGP行書体\"&KFF0000印刷日時:&D(&T)";
gcSpreadGrid1.PrintSettings.Header.CenterImage =
    new BitmapImage(new Uri("pack://application:,,,/img/grapecity.png", UriKind.Absolute));
gcSpreadGrid1.PrintSettings.Header.CenterSection = "&G";
gcSpreadGrid1.PrintSettings.Header.RightSection = "&B&P/&N ページ";
GcSpreadGrid1.PrintPreview()
Visual Basic
コードのコピー
GcSpreadGrid1.PrintSettings.Header = New PrintPageHeader()
GcSpreadGrid1.PrintSettings.Header.LeftSection = "&""HGP行書体""&KFF0000印刷日時:&D(&T)"
GcSpreadGrid1.PrintSettings.Header.CenterImage =
    New BitmapImage(New Uri("pack://application:,,,/img/grapecity.png", UriKind.Absolute))
GcSpreadGrid1.PrintSettings.Header.CenterSection = "&G"
GcSpreadGrid1.PrintSettings.Header.RightSection = "&B&P/&N ページ"
GcSpreadGrid1.PrintPreview()
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