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遅延スクロール

既定では、ユーザーがスクロール ボックスをドラッグすると、スクロール ボックスの動きに追従して一覧がスクロールします。遅延スクロールを有効にすると、スクロール ボックスのドラッグ中は表示を更新せず、スクロール ボックスを離してから一覧の該当する領域を表示します。スクロール中に表示を更新しないため、スクロールの処理速度が向上します。

遅延スクロールを有効にするには、コントロールの IsDeferredScrollingEnabled プロパティを設定します。

遅延スクロールはスクロール中に表示を更新しないため、ユーザーはスクロール ボックスを離すまで正確なスクロール位置を確認できません。ドラッグ中に、スクロール チップで先頭の行および列ヘッダのテキストを表示し、ユーザーに正確なスクロール位置を示すことができます。詳しくは「スクロール チップ」を参照してください。

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