GrapeCity SPREAD for WPF 3.0J 関数リファレンス
ERF
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概要

上限から下限の範囲で、誤差関数の積分値を計算します。

書式

ERF(limit,upperlimit)

引数

有効な引数は次のとおりです。

引数 説明
limit 下限値(積分の上限値を指定する場合)。upperlimit 引数(上限)を省略すると、この値が上限値とみなされ、下限値は0となります。
upperlimit (オプション)誤差関数の積分の上限

解説

upperlimit に値を指定すると、ERF 関数は limit から upperlimit の範囲で積分値を算出します。 upperlimit 値を指定しないと、ERF 関数は 0 から limit の範囲の積分値を返します。

upperlimit を指定しない場合は、次のように計算されます。

ERF Equation (low limit is zero)

x は limit 引数を表します。

upperlimit を指定する場合は、次のように計算されます。

ERF Equation (hi-lo limits)

lo は limit 引数を、hi は upperlimit 引数を表します。

データ型

数値データを受け取り、 数値データを返します。

サンプル

ERF(K16)

ERF(R16C11,R16,C12)

ERF(0.49) 結果:0.51166826

ERF(0.25,0.85) 結果:0.494341544

参照

ERFC | STEYX | エンジニアリング関数