Text プロパティを使用してセル データを割り当てると、割り当てられた文字列はそのセル型に基づき、適切なデータ型に解析されます。 たとえば、Numberセル は文字列を倍精度データ型として解析します。 Value プロパティを使用してセルデータを割り当てると、スプレッドシートは割り当てられたオブジェクトをそのまま受け入れます。解析は行われません。文字列を割り当てた場合は、文字列のまま入力されます。 一部の数値関数(SUM など)は、セル範囲内の数値以外の値を無視します。 たとえば、セル範囲 A1:A3 に {1, "2", 3} という値が設定されている場合、SUM(A1:A3) という数式の評価結果は4となります。これは、SUM 関数が "2" という文字列を無視するためです。 数式の計算に使用されるすべてのセルには、正しい値を正しいデータ型で設定する必要があります。
数式の概要については、「数式の概要」を参照してください。