GrapeCity SPREAD for WPF 3.0J 関数リファレンス
LOGNORM.DIST
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xの対数正規型の累積分布関数の値を計算します。LN(x)は、指定の平均値と標準偏差による正規分布です。この関数は、対数的に変換されたデータを分析する場合に使用します。

書式

LOGNORM.DIST(x,mean,stdev,cumulative)

引数

有効な引数は次のとおりです。

引数 説明
x 関数に代入する値
mean xの自然対数LN(x)の平均値
stdev LN(x)の標準偏差
cumulative 関数の形式を指定する論理値。TRUEに設定すると戻り値は累積分布関数となり、FALSEに設定すると確率密度関数となります。

解説

いずれかの引数に数値以外の値を指定すると、エラー値#VALUE!が返されます。

対数正規型の累積分布関数は、次の数式で表されます。

LOGNORM.DIST(x,μ,o) = NORM.S.DIST(1n(x)-μ / o).

データ型

x、mean、stdev引数に対しては数値を、cumulativeに対しては論理値(TRUE、FALSE)を受け取り、数値データを返します。

サンプル

LOGNORM.DIST(0.92,B8,G22,A5)

LOGNORM.DIST(42,2,1.2,TRUE) 結果: 0.9261995869896625