概要
文字列の任意の位置から指定されたバイト数の文字を返します。
Excelでは、コンピュータの既定の言語設定により各 2 バイト文字を 2つ とカウントするか、1つとカウントするかが決まります。一方、SPREADでは、コンピュータの既定の言語設定に関わらず、各 2 バイト文字を 2つとカウントします。
書式
MIDB(text, start_num, num_bytes)
引数
有効な引数は次のとおりです。
引数 |
説明 |
text |
取り出す文字を含む文字列を指定します。 |
start_num |
文字列から取り出す先頭文字の位置を数値で指定します。 文字列の先頭文字の位置が 1 になります。 |
num_bytes |
取り出すバイト数を指定します。 |
解説
- 開始位置が文字列の文字数より大きい場合、空白文字列 ("") が返されます。
- 開始位置が文字列の文字数より小さく、開始位置と文字数の和が文字列の文字数を超える場合、開始位置から文字列の最後までの文字が返されます。
- 開始位置が 1 より小さい場合、エラー値 #VALUE! が返されます。
- バイト数に負の数を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
データ型
各引数に文字列、および数値データを受け取り、文字列データを返します。
サンプル
MIDB("グレープシティ",1,4) 結果:グレ
参照