MESCIUS SPREAD for WPF 4.0J 関数リファレンス
DSUM
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概要

リストまたはデータベース内の指定の1列において、指定の条件を満たす数値を加算します。

書式

DSUM(database, field, criteria)

引数

引数 説明
database データベースを構成するセル範囲(セル範囲の参照)
field データベース内の列。ラベルまたはインデックスで指定します。
criteria データベース内の、使用する行を指定するセル範囲(セル範囲の参照)

database 引数は、データベースを構成するセル範囲です。 各列は1つのフィールドを表します。 先頭行はフィールド ラベルであり、 残りの各行は、それぞれ1つのデータ レコードに対応します。

field 引数は、データベース内のどの列を使用するかを定義します。 field 引数には文字列(フィールド ラベル)または数値(フィールド インデックス)を指定できます。

criteria 引数に指定するセル範囲は、データベース内のデータ サブセットを選択するための条件となる行を表します。 先頭行はフィールド ラベルであり、 残りの行は条件を表します。 同一行内の複数の条件は、AND 演算で結合されます。 異なる行内の複数の条件は、OR 演算で結合されます。個々の条件は、数値または文字列です。 文字列には、比較演算子(=、<>、<、>、<=、>=)を含めることができます。 演算子を特に指定しない場合は、等号(=)とみなされます。

criteria 引数では、ワイルドカード文字の使用はサポートされません。

解説

これは、いくつか存在するデータベース(リスト)関数の1つであり、セル範囲が1つのデータベースとみなされます。 データベース関数の詳細については、「データベース関数」を参照してください。

データ型

database および criteria 引数に対してはセル範囲を、 field 引数に対しては文字列または数値を受け取り、 数値データを返します。

サンプル

DSUM(A4:E10,"Type",A4:E10)

DSUM(A1:A9,3,D5:D8)

参照

DPRODUCT | DCOUNT | SUM | PRODUCT | データベース関数