SPREAD for WPF 3.0J - GcSpreadGrid
行のドラッグ移動
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ユーザーに対して行をドラッグして移動する操作を有効にできます。

行のドラッグ移動

ドラッグ移動の許可

この操作を有効にするには、コントロールの RowDragMode プロパティを設定します。次の設定値があります。

RowDragMode の値 説明
Default 行のドラッグ移動は無効
Direct 行ヘッダをドラッグして行を移動可能
SelectThenDrag 行を選択してからドラッグ移動が可能(複数の行を選択して一度にドラッグ移動できます)
既定では、ユーザーは行ヘッダをドラッグすることで複数の行を選択できます。RowDragMode を Direct に設定すると複数行の選択が無効となり、かわりに行のドラッグ移動が有効になります。ユーザーが複数行を選択して移動できるようにするには、RowDragMode を SelectThenDrag に設定します。

イベント

行のドラッグ移動が行われると、コントロールのRowCollectionChangedイベントが発生します。このとき、イベントパラメータのSpreadCollectionChangedEventArgsクラスのActionプロパティにはMoveが設定されます。また、SpreadCollectionChangedEventArgs クラスのメンバからは変更が行われた行のインデックスなどの情報を取得することができます。

C#
コードのコピー
private void gcSpreadGrid1_RowCollectionChanged(object sender, SpreadCollectionChangedEventArgs e)
{
    if (e.Action == GrapeCity.Windows.SpreadGrid.CollectionChangedAction.Move)
    {
        label1.Content = "インデックス" + e.OldStartingIndex + "から " + e.NewStartingIndex + "に移動しました。";
    }
}

Visual Basic
コードのコピー
Private Sub GcSpreadGrid1_RowCollectionChanged(sender As Object, e As SpreadCollectionChangedEventArgs) Handles GcSpreadGrid1.RowCollectionChanged
    If e.Action = GrapeCity.Windows.SpreadGrid.CollectionChangedAction.Move Then
        label1.Content = "インデックス" & e.OldStartingIndex & "から " & e.NewStartingIndex & "に移動しました。"
    End If
End Sub

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