既定では、ユーザーによるクリップボード操作が有効です。ユーザーは選択した範囲に対して、データをコピー、切り取り、貼り付けることができます。
ユーザーによるクリップボード操作を無効にするには、コントロールの CanUserCutCopyPaste プロパティを設定します。
既定では、次の図のようにヘッダ セルが選択範囲に含まれている場合、ヘッダもクリップボード操作の対象となります。ヘッダを除外するには、コントロールの ClipboardOptions プロパティを設定します。
クリップボードにコピーするデータの種類は、コントロールの ClipboardCopyOptions プロパティで設定します。また、クリップボードから貼り付けるデータの種類は、コントロールの ClipboardPasteOptions プロパティで設定します。
データの種類 | 説明 | ||||||||||||||||||||||||
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All | セルの値、書式、数式が対象となります。 | ||||||||||||||||||||||||
Values | セルの値が対象となります。 | ||||||||||||||||||||||||
Formatting | セルの書式が対象となります。対象となる書式は次のとおりです。
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Formula | セルの数式が対象となります。 |
クリップボード操作は、連続する1つの範囲に対して有効です。複数の連続でない範囲に対するクリップボード操作には対応していません。
レイアウト テンプレートを設定している場合、クリップボード操作は単一のセル、単一の列、および単一または連続する複数の行に対してのみ有効です。1レコード複数行について詳しくは「1レコード複数行 」を参照してください。