SPREAD for WPF 4.0J - GcSpreadGrid
チュートリアル:ヘッダデザイナを使用したヘッダの設定
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ここでは、グループデザイナを使用して、行ヘッダ、列ヘッダ、コーナーヘッダの行数・列数や外観を設定する方法を説明します。完成後の表示イメージは以下のとおりです。

チュートリアル:ヘッダデザイナを使用したヘッダの設定

ヘッダデザイナの起動

[ホーム] タブの [ツール] グループにある [ヘッダデザイナ] をクリックし、ヘッダデザイナ画面を表示します。

ヘッダの行数・列数の設定

行ヘッダの列数や、列ヘッダの行数を設定します。

ヘッダの行数・列数の設定

[列ヘッダ]、[行ヘッダ]、[コーナーヘッダ] の設定画面で、「行」または「列」の設定を変更します。[コーナーヘッダ] の設定画面では、列ヘッダの行数と行ヘッダの列数を両方設定できます。

今回は以下の値に設定します。これにより、ヘッダは3行3列で表示されます。

プロパティ 設定値
列ヘッダの行数(RowCount プロパティ) 3
行ヘッダの列数(ColumnCount プロパティ) 3

テンプレートが適用されている場合、テンプレートデザイナ上で設定した列ヘッダテンプレートのレイアウトが、ヘッダデザイナ上で列ヘッダに設定した行数分表示されます。たとえば列ヘッダテンプレートを2行でデザインし、列ヘッダの行数を「3」に設定すると、2行分の列ヘッダテンプレートが3つ表示され、結果的に列ヘッダの高さは6行分になります。

ヘッダのマージ

行ヘッダ、列ヘッダ、コーナーヘッダのセルをマージします。

ヘッダのマージ

複数のセルを選択し、[結合] ボタンをクリックすると、セルが結合され1つのセルになります。

今回は列ヘッダとコーナーヘッダのセルを、以下のようにマージします。

列ヘッダのマージ

コーナーヘッダのマージ

ヘッダテキストの設定

行ヘッダや列ヘッダに表示される、連続した番号(1、2、3、…)またはアルファベット(A、B、C、…)を設定します。

ヘッダテキストの設定

ヘッダテキストの種類の設定

[列ヘッダ] タブを選択している状態で、左上の青い部分をクリックすると、列ヘッダ自体が選択状態になります。

列ヘッダのAutoTextプロパティを以下の値に設定します。

プロパティ 設定値 説明
AutoText Blank ヘッダに連続した番号またはアルファベットを表示しません。

行ヘッダテキストの表示列の設定

[行ヘッダ] タブを選択している状態で、左上の青い部分をクリックすると、行ヘッダ自体が選択状態になります。

AutoTextIndexプロパティを以下の値に設定します。

プロパティ 設定値 説明
AutoTextIndex 0 行ヘッダの1列目に連続した番号を表示します。

ヘッダテキストの文字列設定

ヘッダに任意の文字列を表示することもできます。

[列ヘッダ] タブを選択している状態で、2行×3列でマージしたセルをクリックし、「ヘッダのマージ」と入力します。

コントロールをデータソースに連結すると、デフォルトの設定では、列ヘッダにはデータソースのフィールド名が表示されます。詳細については「列のカスタマイズ」をご覧ください。

行セレクタの表示列の設定

行セレクタを行ヘッダの何列目に表示するかを設定します。

行セレクタの表示列の設定

行セレクタの表示設定

デザイナのメイン画面を選択し、プロパティウィンドウのアイテムリストから「SpreadGrid」を選択します。

ShowRowSelectorプロパティのチェックボックスをオンにします。

プロパティ 設定値 説明
ShowRowSelector オン 行ヘッダに行セレクタを表示します。

行セレクタの表示列の設定

[行ヘッダ] タブを選択している状態で、左上の青い部分をクリックすると、行ヘッダ自体が選択状態になります。

SelectorIndexプロパティを以下の値に設定します。

プロパティ 設定値 説明
SelectorIndex 1 行ヘッダの2列目に行セレクタを表示します。

デザインのプレビュー表示

上記の設定後、[プレビュー] タブをクリックすると、冒頭のイメージでコントロールのプレビュー画面が表示されます。

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