SPREAD for WPF 4.0J - GcSpreadGrid
列同士の計算
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列に数式を設定し、列同士の値を計算できます。次の図では、「単価」列と「数量」列の積を「売上」列に出力しています。ここでは、この例を使用して列に数式を設定する方法について説明します。

列同士の計算

列名参照を使用する方法

列に名前を付けて数式に使用します。列名参照について、詳しくは「列名参照」を参照してください。この例では、次のサンプルコードにより数式を設定できます。

サンプルコード
C#
コードのコピー
// 列名の設定
gcSpreadGrid1.Columns[0].Name = "UnitPrice";
gcSpreadGrid1.Columns[1].Name = "Quantity";
// 数式の設定
gcSpreadGrid1.Columns[2].Formula = "UnitPrice * Quantity";
Visual Basic
コードのコピー
' 列名の設定
gcSpreadGrid1.Columns(0).Name = "UnitPrice"
gcSpreadGrid1.Columns(1).Name = "Quantity"
' 数式の設定
gcSpreadGrid1.Columns(2).Formula = "UnitPrice * Quantity"

セル参照を使用する方法

A1形式、およびR1C1形式での指定方法を説明します。

A1形式

1列目を相対的に参照する場合は「A:A」、絶対的に参照する場合は「$A:$A」の表記を使用します。相対参照および絶対参照について、詳しくは関数リファレンスの「相対参照と絶対参照」を参照してください。この例では、次のサンプルコードにより数式を設定できます。

サンプルコード
C#
コードのコピー
gcSpreadGrid1.Columns[2].Formula = "A:A * B:B";
Visual Basic
コードのコピー
gcSpreadGrid1.Columns(2).Formula = "A:A * B:B"

R1C1形式

1列目を相対的に参照する場合は「C[-2]」、絶対的に参照する場合「C1」の表記を使用します。相対参照および絶対参照について、詳しくは関数リファレンスの「相対参照と絶対参照」を参照してください。この例では、次のサンプルコードにより数式を設定できます。

サンプルコード
C#
コードのコピー
gcSpreadGrid1.Columns[2].Formula = "C[-2] * C[-1]";
Visual Basic
コードのコピー
gcSpreadGrid1.Columns(2).Formula = "C[-2] * C[-1]"

列に設定された数式をユーザーが編集することはできません。

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