SPREAD for WPF 3.0J - GcSpreadSheet
セル型およびセル値
SPREAD for WPF 3.0J - GcSpreadSheet > 開発者ガイド > セル型 > セル型およびセル値

ユーザーがセルに入力した値はセル型により処理され、セルの値および表示内容が決まります。 IRangeインタフェースのValueプロパティがセル値と、Textプロパティが表示内容を表します。

各セル型でユーザーがセルに入力できる値、セルのValueおよびTextプロパティの値は次のとおりです。

セル型 ユーザーの入力 セル値 テキスト値
テキスト型セル テキストの書式設定に基づいて入力できます。(例: ABC、abcなど) セル値を文字列として表す
(例:"ABC")
値を表す文字列(例:"ABC")
日付時刻型セル 日付時刻の書式設定に基づいて入力できます。(例:2019/12/31) セル値をDateTime型の値として表す 書式設定された文字列(例:令和1年12月31日)
数値型セル 書式設定の通り入力できます。(例:1000) セル値をDecimal型の値として表す 書式設定された文字列(例:1000)
コンボボックス型セル 使用可能な項目のリストから1つの項目を選択できます。

項目がデータソースに連結されている場合、コンボボックス型セルのSelectedValuePathプロパティで指定されたフィールドの値

項目が非連結な場合、項目に表示された文字列。ValueTypeプロパティが設定されている場合、対応する設定が構成

項目がデータソースに連結されている場合、コンボボックス型セルのContentPathプロパティで指定されたフィールドの値。

項目が非連結な場合、 項目に表示された文字列。

ボタン型セル ユーザーは入力不可 コーディングやデータ結合によりセルに値が設定されている場合はその値 ボタン型セルのContentプロパティに設定された値を文字列に変換した値。
メモ:セルにセル型が設定されていない場合(CellTypeがNullの場合)、デフォルトセル型が使用されます。デフォルトセル型の動作はExcelと同様です。