SPREAD for WPF 3.0J - GcSpreadSheet
ワークシート
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GcSpreadSheetを使用すると、ワークシートにてデータの保存、操作や表示を行うことができます。

ワークシートは、データの入力、数式の作成、計算の実行、データの分析、結果の表示が可能なセルのマトリックスです。各セルは行と列の交点で表され、行は1、2、3などの数字と列はA、B、Cなどのアルファベット文字でラベルが付けられます。たとえば、ワークシートのセルB4は列Bおよび行4のセルを参照します。

ワークシートの取得

ワークブック内のすべてのワークシートは、Worksheetsコレクションに保存されます。シートインデックスやシート名を利用することで特定のワークシートをアクセスできます。

コードのコピー
// アクティブワークシートを取得します。 
GrapeCity.Spreadsheet.IWorksheet worksheet1 = GcSpreadsheet.Workbook.ActiveSheet;
            
// 特定のワークシートにアクセスします。
// シートインデックスを使用してワークシートにアクセスします。
GrapeCity.Spreadsheet.IWorksheet worksheet2 = GcSpreadsheet.Workbook.Worksheets[0];
            
// シート名を使用してワークシートにアクセスします。
GrapeCity.Spreadsheet.IWorksheet worksheet3 = GcSpreadsheet.Workbook.Worksheets["MyWorkSheet3"];
コードのコピー
' アクティブワークシートを取得します。 
Dim worksheet1 As GrapeCity.Spreadsheet.IWorksheet = GcSpreadsheet.Workbook.ActiveSheet

'特定のワークシートにアクセスします。
'シートインデックスを使用してワークシートにアクセスします。
Dim worksheet2 As GrapeCity.Spreadsheet.IWorksheet = GcSpreadsheet.Workbook.Worksheets(0)

'シート名を使用してワークシートにアクセスします。
Dim worksheet3 As GrapeCity.Spreadsheet.IWorksheet = GcSpreadsheet.Workbook.Worksheets("MyWorkSheet3")

複数ワークシートの追加

ワークブックには複数のワークシートを含めることができます。新規ワークシートをIWorksheetsインタフェースのAddメソッドを使用することでワークブックの特定ワークシートの前後に追加できます。Addメソッドは、worksheetNameおよびinsertAt(オプション)という2つのパラメータを受け入れます。worksheetNameが追加するワークシートの名前を指定し、insertAt(オプション)はワークシートを挿入する位置を指定します。 

コードのコピー
// 複数のワークシートを追加します。
GrapeCity.Spreadsheet.IWorksheet worksheet2 = GcSpreadSheet.Workbook.Worksheets.Add();
GrapeCity.Spreadsheet.IWorksheet worksheet3 = GcSpreadSheet.Workbook.Worksheets.Add("MyWorkSheet3");
コードのコピー
'複数のワークシートを追加します。
Dim worksheet2 As GrapeCity.Spreadsheet.IWorksheet = GcSpreadSheet.Workbook.Worksheets.Add()
Dim worksheet3 As GrapeCity.Spreadsheet.IWorksheet = GcSpreadSheet.Workbook.Worksheets.Add("MyWorkSheet3")

 

アクティブシートの設定

IWorksheetインタフェースのActivateメソッドを使用して特定のワークシートをアクティブに設定できます。

コードのコピー
// アクティブシートを設定します。
GcSpreadSheet.Workbook.Worksheets["Sheet2"].Activate();
コードのコピー
'アクティブシートを設定します。
GcSpreadSheet.Workbook.Worksheets("Sheet2").Activate()

ワークシートのコピーおよび移動

ワークシートをワークブック内でコピーまたは、移動するには、IWorksheetインタフェースのCopyメソッドおよびMoveメソッドを使用します。

コードのコピー
// GcSpreadSheetワークブックにアクセスします。  
GrapeCity.Spreadsheet.IWorkbook workbook = GcSpreadSheet.Workbook;

// アクティブワークシートを取得します。 
GrapeCity.Spreadsheet.IWorksheet activeWorksheet = workbook.ActiveSheet;

// データを設定します。
activeWorksheet.Cells[0, 0].Value = 123;
activeWorksheet.Cells[0, 1].Value = 456;
activeWorksheet.Cells[0, 2].Value = 789;

// アクティブなシートを現在のワークブックの最後にコピーします。
activeWorksheet.Copy(1);
GrapeCity.Spreadsheet.IWorksheet copy_worksheet = workbook.Worksheets[1];
copy_worksheet.Name = activeWorksheet.Name + "のコピー";
コードのコピー
'GcSpreadSheetワークブックにアクセスします。 
Dim workbook As GrapeCity.Spreadsheet.IWorkbook = GcSpreadSheet.Workbook

'アクティブワークシートを取得します。 
Dim activeWorksheet As GrapeCity.Spreadsheet.IWorksheet = workbook.ActiveSheet

'データを設定します。
activeWorksheet.Cells(0, 0).Value = 123
activeWorksheet.Cells(0, 1).Value = 456
activeWorksheet.Cells(0, 2).Value = 789
activeWorksheet.Copy(1)

'アクティブなシートを現在のワークブックの最後にコピーします。
Dim copy_worksheet As GrapeCity.Spreadsheet.IWorksheet = workbook.Worksheets(1)
copy_worksheet.Name = "Copy of " & activeWorksheet.Name

ワークシートの削除

IWorksheetインタフェースのDeleteメソッドを使用して、ワークブックから一つ以上のワークシートを一回に削除でき、削除されたワークシートは自動的にWorksheetsコレクションから削除されます。

コードのコピー
// ワークシートを削除します。
GrapeCity.Spreadsheet.IWorksheet worksheet7 = workbook.Worksheets.Add();

/* ワークブックには少なくとも1つの表示されているワークシートが含まれている必要があります。 
表示されている1つだけのワークシートを削除すると、例外が発生します。 */
worksheet7.Delete();
コードのコピー
'ワークシートを削除します。
Dim worksheet7 As GrapeCity.Spreadsheet.IWorksheet = workbook.Worksheets.Add()

' ワークブックには少なくとも1つの表示されているワークシートが含まれている必要があります。 
'表示されている1つだけのワークシートを削除すると、例外が発生します。
worksheet7.Delete()

ワークシートの表示・非表示

ワークブックの特定なワークシートを非表示にすることが可能です。ワークシートを非表示にすると、そのシートに該当するタブがワークブックの下部に表示されなくなります。

ワークシートを非表示にするには、SheetVisibility列挙型の値をHiddenに設定する必要があります。非表示になったワークシートも、ワークブックの一部であり、Visibleフィールドを使用することで再表示することができます。

コードのコピー
            
GrapeCity.Spreadsheet.IWorksheet worksheet8 = workbook.Worksheets.Add();

// ワークシートを非表示にするには、「Hidden」に設定します。
worksheet8.Visible = GrapeCity.Spreadsheet.SheetVisibility.Hidden;
コードのコピー
Dim worksheet8 As GrapeCity.Spreadsheet.IWorksheet = GcSpreadSheet.Workbook.Worksheets.Add()

'ワークシートを非表示にするには、「Hidden」に設定します。
worksheet8.Visible = GrapeCity.Spreadsheet.SheetVisibility.Hidden

ワークシートの保護

IWorksheetインタフェースのProtectメソッドを使用して、ワークシートの編集を制限できます。

コードのコピー
//ワークシートを保護します。
GcSpreadSheet.Workbook.ActiveSheet.Protect(GrapeCity.Spreadsheet.WorksheetLocks.Default, "password");
コードのコピー
'ワークシートを保護します。
GcSpreadSheet.Workbook.ActiveSheet.Protect(GrapeCity.Spreadsheet.WorksheetLocks.[Default], "password")
メモ: WorksheetLocks列挙体のDefaultを指定した場合にセルの内容を保護します。WorksheetLocks列挙体のその他のメンバーはExcelインポート/エクスポートのみサポートされており、ユーザーインターフェース上での保護はサポートされていません。