チェックボックス型セルはセルにチェックボックスを表示します。CheckBoxCellType クラスを使用して設定します。主な設定は次のとおりです。
チェックボックスにテキストを表示する場合、Content プロパティを使用します。また TrueContent プロパティでチェックされたときのテキストを、FalseContent プロパティでチェックが外されたときのテキストを、IndeterminateContent プロパティでチェック状態が未確定のときのテキストを設定できます。
3ステートのチェックボックスを表示するには、IsThreeState プロパティを「True」に設定します。
次の図のようにチェックボックスにテキスト以外の内容を表示する場合、ContentTemplate プロパティにデータテンプレートを設定します。
次のサンプルコードはContentTemplateプロパティでデータテンプレートを設定する方法を示します。
ユーザーがチェックボックスを操作したときの処理は WPF のコマンドに実装します。実行時、コマンド パラメータには操作されたチェックボックスのセルの情報を保存した CellCommandParameter が自動的に設定されます。そのため、開発者は CellCommandParameter の情報を使用してコマンドを実装できます。CellCommandParameter に設定される情報は次のとおりです。
プロパティ | 説明 |
---|---|
Row | クリックされるボタンの行を取得します。 |
Column | クリックされるボタンの列を取得します。 |
CustomCommandParameter | コマンドに渡すパラメーターを取得または設定します。。 |
WorkSheet | クリックされるボタンのワークシートを取得します。 |
次のサンプルコードは、チェックボックスをチェックした行のインデックスをポップアップで表示する処理を MyCheckCommand クラスに実装します。