GcSpreadSheetでは、ワークシートのセルに塗りつぶし効果を適用できます。プログレッシブ色と個別のパターンは、スプレッドシート内のデータの視覚化を強化するのに役立ちます。ワークシートセルに塗りつぶし効果を適用するには、PatternType列挙体から値を受け入れるPatternプロパティを設定できます。PatternType列挙体は、セルに適用する塗りつぶし効果を示します。
セルには、3種類の塗りつぶし効果を適用できます:単色、グラデーションおよびパターン塗りつぶし。
単色の塗りつぶし効果を適用するには、PatternType列挙体の値をSolidに設定する必要があります。塗りつぶし色をColor構造体のFromArgbメソッドで指定できます。
グラデーションの塗りつぶし効果では、2つの色が使用され、指定された方向に基づいてワークシートのセルが塗りつぶされます。グラデーションの塗りつぶしを適用するには、PatternType列挙体の値をLinearGradientに設定する必要があります。IColorStopsインタフェースのAddメソッドにインデックスを設定することで、グラデーションの2色を指定できます。
メモ: GcSpreadSheetは、RectangularGradientの塗りつぶし効果に対応していません。PatternType列挙体の値をRectangularGradientに設定すると、長方形のグラデーションが適用されません。ただし、Excelにエクスポートする際、問題なく長方形のグラデーションをエクスポートできます。
パターンの塗りつぶし効果では、セルが定義済みパターンを使用して塗りつぶされます。これらのパターンをPatternType列挙体が提供するAutomatic、Gray125、LightHorizontal、LightTrellis、LightUp、LightVertical、LightGrid、LightDown、LightGray、MediumGray、Gray0625、DarkVertical、DarkUp、DarkTrellis、DarkHorizontal、DarkGrid、DarkGray、DarkDown の値を使用して設定できます。パターンの塗りつぶし色はColor構造体のFromArgbメソッドで指定します。