GcSpreadSheetは、ワークシートにて言語パックを使用することができます。
言語パックを使用することで、ワークシートの処理中に必要な言語を設定でき、関数名や数式のキーワードを設定した言語で表示できます。本機能は、必要な言語で関数エイリアスを作成して実現でき、ワークシートを簡単に管理できます。言語パックの各言語には、単純な計算と高度な計算の両方に使用できるローカライズされた関数が含まれています。
例えば、英語の言語パックである「SUM」関数は、フランス語の言語パックにて「SOMME」として定義されます。
CalcEngine関数名、特殊関数ロジック、CalcError名、数式キーワード、ブール値などをワークシートにローカライズして表示できる18個の組み込み言語パックが付属しています。また、スクリーンチップとともに他の単語や語句も特定の言語で表示できます。
デフォルトで日本語の言語パックが使用されます。現地語を使用するには、次の組み込み言語パックのリストから選択できます。
IWorkbookSetインタフェースのLanguagePackageプロパティを使用して上記の言語パックをワークブックに設定できます。
ユーザーがカスタム言語パックを作成でき、関数名、数式キーワード、スクリーンチップ、ブール値、CalcError句などの言葉を特定の言語で表示できます。
カスタム言語パックを使用することで、特定の言語で関数名や数式名を表示できます。カスタム言語パックを作成して使用するには、次の手順を実行します。
次の画像は、ワークシートにてカスタム定義された言語パックの実行例を示します。
次のサンプルコードは、カスタム言語パックを作成して使用する方法を示します。