GcSpreadSheetでは、Excelと同様に正確なスクロールが拡張的にサポートされているので、ワークシートをさらに制御でき、スムーズで完璧なスクロールを行えます。ユーザーは、指定したピクセル数だけ水平または垂直方向にワークシートをスクロールできます。デフォルトでは、ワークシートを行または列のみでスクロールします。
ピクセル単位で列を水平方向に、行を垂直方向にスクロールでき、両方の方向にピクセル単位でスクロールできます。次の操作では、ピクセル単位でスクロールする機能がサポートされています。
注意:コンテキストメニューを使用してスクロールすることはできません。
HorizontalScrollModeおよびVerticalScrollMode列挙体を使用して、スクロールバーのスクロールモードを指定し、ワークシートの水平および垂直スクロールバーのデフォルトの動作を変更することができます。
次は、GcSpreadSheetでサポートされているスクロールモードについて説明しています。
以下のコードは、ワークシートでピクセル単位スクロールを有効にする方法を示します。
Pixelモードでは、指定したピクセル数だけ水平または垂直方向にワークシートをスクロールできます。そのため、ピクセル数を変更して、ワークシートのスクロール速度を増減できます。ピクセル数を変更するには、GcSpreadSheetクラスのHorizontalScrollBarSmallChangeおよびVerticalScrollBarSmallChangeプロパティを使用します。
以下のコードは、ピクセル数を設定して、ワークシートをスクロールする方法を示します。