Wijmo UI for the Web
編集機能

Wijmo DataView オブジェクトには、データをローカル(クライアント側)に編集するための多数の機能が用意されています。また、BreezeDataView オブジェクトを使用すると、リモートデータソースを更新できます。wijmo.data 名前空間には、データの編集に便利な、次のような多数の機能が用意されています。

add

この機能は、オブジェクトをパラメータとして受け取ります。

コードのコピー
dataview.add({ ID: 6, Name: "Item6", Value: "Test 6" });

remove

dataview の要素をこの機能に渡して、削除する要素を指定します。要素を指定しないと、デフォルトでは、現在選択されている要素が削除されます。

dataview の最初の要素を削除するには
コードのコピー
dataview.remove(dataview.local[0]);

setProperty

指定したレコードプロパティの値を更新します。

次の 3 つのパラメータを指定できます。

次の例では、レコードの Value プロパティを更新します。

最初の要素の Value プロパティを更新するには
コードのコピー
dataview.setProperty(0, "Value", "Updated value");

editItem

editItem 機能は、dataview の要素をパラメータとして受け取ります。

コードのコピー
dataview.editItem(dataview.local[0]);

この機能は、dataview の要素を更新するためのものではありません。指定した要素を編集状態としてマークし、元の要素をキャッシュ内に保管するだけです。更新を取り消した場合は、この要素はキャッシュ内に保管された要素にロールバックされます。

この機能は、setProperty 機能を呼び出す前に呼び出すことが重要です。

add 機能を呼び出す前にこの機能を呼び出す必要はありません。add 機能において、追加されたアイテムは編集状態としてマークされ、キャッシュ内に保存されるためです。

cancelEdit

この機能はパラメータを受け取りません。この機能を使用すると、dataview に加えられた最後の更新がロールバックされます。

コードのコピー
dataview.cancelEdit();

注意: cancelEdit を使用すると、add および setProperty 機能を使用して加えられた変更であればロールバックできますが、現時点では、remove 機能による変更をロールバックすることはできません。

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