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LineChart ウィジェットは、単純な折れ線グラフから複雑なグループ化された折れ線グラフまで、さまざまな折れ線グラフのデータバインディングをサポートするオプションを備えています。
以下の例は、単一系列のグラフを1つの配列にバインドする方法、複数系列のグラフを複数のデータメンバにバインドする方法、複数系列のグラフを共通の x メンバと複数の y メンバにバインドする方法を示します。
単一系列グラフの場合は、配列を作成し、dataSource オプションをその配列に設定します。seriesList オプションで、x および y データを配列内のメンバにバインドします。
単一系列をデータソースにバインドするスクリプト
データバインディングスクリプト |
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//データの作成 var data = [ {Device: 'Desktops', Count: 5}, {Device: 'Notebooks', Count: 3}, {Device: 'Tablets', Count: 7} ]; $("#wijlinechart").wijlinechart({ dataSource: data, seriesList: [{ legendEntry: true, data: { x: {bind: "Device"}, y: {bind: "Count"}} }] }); |
このコードで、次の図のような折れ線グラフが生成されます。
複数の系列から成るグラフで、単一のデータ配列を使用する場合は、グラフの dataSource オプションを設定し、それをすべての系列に適用します。一方、系列ごとに異なる配列を使用する場合は、seriesList で系列ごとに dataSource オプションを定義できます。スクリプトは次のようになります。
複数の系列をそれぞれ異なるデータソースにバインドするスクリプト
データバインディングスクリプト |
コードのコピー |
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//データの作成 var dataWest = [ {Device: 'Desktops', Count: 5}, {Device: 'Notebooks', Count: 3}, {Device: 'Tablets', Count: 7} ], dataEast = [ {Device: 'Desktops', Count: 1}, {Device: 'Notebooks', Count: 6}, {Device: 'Tablets', Count: 8} ], dataCentral = [ {Device: 'Desktops', Count: 2}, {Device: 'Notebooks', Count: 4.5}, {Device: 'Tablets', Count: 2.5} ]; $("#wijlinechart").wijlinechart({ seriesList: [{ dataSource: dataWest, label: "West", legendEntry: true, data: { x: { bind: "Device" }, y: { bind: "Count"} } }, { dataSource: dataEast, label: "East", legendEntry: true, data: { x: { bind: "Device" }, y: { bind: "Count"} } }, { dataSource: dataCentral, label: "Central", legendEntry: true, data: { x: { bind: "Device" }, y: { bind: "Count"} } }] }); |
このコードで、次の図のような折れ線グラフが生成されます。
共通の x メンバと複数の y メンバを持つ複数系列グラフの場合は、グラフに対して dataSource を設定し、グラフの data オプションに x をバインドし、seriesList の各系列に y 値をバインドします。
共通のデータソースにバインドするスクリプト
データバインディングスクリプト |
コードのコピー |
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//データの作成 var data = [ {Device: 'Desktops', Count: 5, Price: 900}, {Device: 'Notebooks', Count: 3, Price: 700}, {Device: 'Tablets', Count: 7, Price: 500} ]; $("#wijlinechart").wijlinechart({ dataSource: data, data: { x: { bind: "Device"} }, seriesList: [{ label: "west", legendEntry: true, data: { y: { bind: "Count"} } }, { label: "east", legendEntry: true, data: { y: { bind: "Price"} } }] }); |
このコードで、次の図のような折れ線グラフが生成されます。