円グラフ以外のすべてのチャートタイプでは、チャートの seriesList オプションに近似曲線を追加できます。これには、isTrendLine 属性を true に設定します。近似曲線の系列には、以下の属性を使用できます。
- isTrendLine: true に設定すると、系列の項目が通常のデータ項目ではなく、近似曲線であるとみなされます。
- fitType: 描画される近似曲線の種類を示す、次の 11 の値のいずれかを選択します。
- polynom(多項式近似。デフォルト)
- exponent(指数近似)
- logarithmic(対数近似)
- power(累乗近似)
- fourier(フーリエ近似)
- minX(最小 X 近似)
- minY(最小 Y 近似)
- maxX(最大 X 近似)
- maxY(最大 Y 近似)
- averageX(平均 X 近似)
- averageY(平均 Y 近似)
- order: この値を 1 より大きい整数値に設定すると、多項式で使用する次数を指定できます。
- fitType が polynom または fourier の場合にのみ適用されます。
- fitType が power、exponent、または logarithmic の場合は、どのような値を設定してもこの値は 2 に固定されます。
- その他の fitType には、order は使用されません。
- sampleCount: 関数の計算に考慮されるデータ項目の数を設定します。この値は、fitType が polynom、power、exponent、logarithmic、または fourier の場合のみに適用されます。
系列に使用可能な以下の属性も、近似曲線に使用できます。
- data: x および y データをバインドして(棒グラフの場合は y データのみ)近似曲線として表示します。
- label: 近似曲線の凡例として表示するテキストを設定します(legendEntry を false に設定している場合は不要)。
- legendEntry: 近似曲線の凡例をチャートに追加するには、true に設定します。true に設定した場合は、近似曲線に使用される色の横に凡例ラベルが表示されます。
WidgetExplorer で、Wijmo インストールフォルダ内のサンプルフォルダにある各種サンプルを確認してください。近似曲線がサポートされている各チャートタイプに対し、近似曲線のサンプルが用意されています。
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参照