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ページレポート/RDLレポートでは、「複数の値を許可する」というオプションを選択することで、複数値を取るパラメータを追加することができます。複数値を取るパラメータでは、リストから複数のオプションを任意で選ぶか、「すべて選択」を選んですべてのオプションを選択することができます。
選択するオプションが多数にのぼる場合に「すべて選択」を選択すると、長大なSQLクエリが作成され、SQLコマンドを実行できないことがあります。そのような場合、["すべて選択"を選択したときの値]オプションで、複数値を取るように値を指定することができます。
以下の手順では、複数値を値に取るパラメータを作成し、リストにあるすべてのオプションを選択するために値を指定する方法について、順を追って説明します。ここでは、Visual Studioのプロジェクトにページレポート、またはRDLレポートのテンプレートを追加し、レポートがデータソースに接続されていることを前提としています。それぞれの詳細については「プロジェクトにレポートを追加する」、「データソースとの接続」を参照してください。
メモ: 以下の手順は、NorthWindデータベース(NWind.mdb)のProductsテーブルを使用しています。データの使用にはNorthWindデータベース(..\ActiveReportsNET11\Data\NWind.mdb)へのアクセス権限が必要です。 |
select distinct productName from Products
メモ: 複数値を取るパラメータについて、選択できる値が多くなればなるほど、それらをすべて選択した時のSQLクエリが長くなります。すべての値を選択した場合でも短いSQLクエリを作成し、パフォーマンスを向上させるために、["すべてを選択"を選択した時の値(未指定の場合、すべての値が設定されます)]を設定します。 |
SELECT * FROM products where ProductName in (?) OR '1' in (?)