PowerTools ActiveReports for .NET 11.0J > ActiveReportsユーザーガイド > サンプルとチュートリアル > チュートリアル > ページレポート/RDLレポートのチュートリアル > データ > データ領域での複数データセットの使用 |
異なる種類のデータセットからさまざまなデータを取得して、ひとつのデータ領域に表示する必要のあるケースは多く存在します。ActiveReportsでは、データ領域にLookup関数を使用することで、この表示が可能になります。
Lookup関数は、異なるデータセット内にある、同じデータタイプで、関連付けられたフィールドまたは共通のフィールドから、条件に一致する値を返します。この関数は、データ領域を構成するテキストボックスのValueプロパテイの式として設定します。ActiveReportsのLookup関数は、Microsoft ExcelのVLOOKUP関数と同等の関数です。
Lookup関数
構文
=Lookup(<SourceExpression>, <DestinationExpression>, <ResultExpression>, <LookupDataset>)
パラメータ
留意点
制限事項
このトピックでは、以下のタスクを行います。
![]() |
メモ:
|
チュートリアルを完了すると、次のようなレポートが作成されます。
![]() |
![]() |
Visual StudioプロジェクトにActiveReportを追加する
レポートレイアウトの追加については、「プロジェクトにレポートを追加する」を参照してください。
レポートをデータソースに接続する
データセットを追加する
Dataset1を追加する
SQLクエリ |
コードのコピー
|
---|---|
SELECT M01Product.Category, M01Product.ProductID FROM M01Product |
Dataset1は次のフィールドを含んでいます。
Dataset2を追加する
SQLクエリ |
コードのコピー
|
---|---|
SELECT * FROM T01Result |
Dataset2は次のフィールドを含んでいます。
レポートにコントロールを追加する
プロパティ名 | プロパティの値 |
---|---|
FixedSize | 4in, 4in |
Location | 0in, 0in |
Size | 3.875in, 0.75in |
DataSetName | Dataset1 |
セル | フィールド |
---|---|
TextBox4 | Category |
TextBox5 | ProductID |
プロパティ名 | プロパティの値 |
---|---|
Value | =Lookup(Fields!ProductID.Value, Fields!ProductID.Value, Fields!Quantity.Value, "DataSet2") |
TextAlign | Left |
セル | プロパティの値 |
---|---|
TextBox1 | カテゴリ |
TextBox2 | 製品ID |
TextBox3 | 数量 |
レポートを表示する
または