GrapeCity ActiveReports for .NET 12.0J > ActiveReportsユーザーガイド > レポートの表示 > ASP.NET用のビューワの使用 > JavaScriptでHTMLビューワの操作 |
JavaScriptでHTMLビューワを使用する場合、以下の手順を実行する必要があります。最初にLoadedイベントを呼び出し、ViewerViewModelのインスタンスを取得します。ViewerViewModelへアクセスを得た後、そのAPIメソッドのプロパティを使用してHTMLビューワを使用します。なお、この手順は、ボタンクリック等のイベントでも使用できます。
Loadedイベント
HTMLビューワはLoadedイベントを発生させ、リスナへ内部的な初期化が完了したことを通知します。以下、Loadedイベントを発生させるコードを記載します。
$(document).ready(function () {
$('#' + clientId).bind('loaded', function(){
...
});
});
メモ: WebViewerコントロールからClientIdを取得できます。 |
ViewerViewModel
APIを使用するには、最初にGetViewModel(clientId)JavaScript関数を使ってViewerViewModelのインスタンスを取得します。このメソッドはclientIdを使用してViewerViewModel配列を検索します。検索対象のclientIdに該当するViewerViewModelが存在しない場合、この関数は例外を発生させます。
次のようなコードを使用して、ViewerViewModelのインスタンスを呼び出します。
var viewModel = GetViewModel(clientId);
ViewerViewModelを取得した後、コードでそのAPIメソッドとプロパティを呼び出します。
メソッド/プロパティ | 例 | 説明 | ||
---|---|---|---|---|
サイドバー | viewModel.Sidebar; |
サイドバーのビューモデルインスタンスを取得します。 | ||
Toolbar | viewModel.Toolbar; |
Toolbarのビューモデルインスタンスを取得します。 | ||
PageLoaded | viewModel.PageLoaded; |
ページがロードされたかどうかを指定するブール値を取得します。 | ||
Export | viewModel.Export(exportType, callback, saveAsDialog, settings); viewModel.Export(ExportType.Pdf, callback, true, {FileName:"report.pdf"}); |
ロードされたページを指定された形式にエクスポートします。エラーなしでエクスポートするには、PageLoaded()プロパティを「True」に設定します。
|
||
viewModel.Print(); |
PDF印刷を使用してレポートを印刷します。エラーなしで印刷するには、PageLoaded()プロパティを「True」に設定します。 | |||
RenderMode | viewModel.RenderMode = "Galley"; |
次のビューワモードを提供します。 Paginated: データを別々のレポートページに表示します。 Galley: RDLレポートで自動改ページモードを解除し、データを単一ページで表示します。このモードでは、レポート内に作成した改ページが保持されます。 |
SidebarViewModel
SidebarViewModelのプロパティおよびメソッドを使用して、現在の状態を取得し、サイドバーおよびサイドバーパネルの表示・非表示を変更します。
ViewerViewModelからSidebarViewModelのインスタンスを呼び出すために、以下のコード使用します。
var sideBarModel = viewModel.Sidebar;
これで、sideBarModelを使用してAPIメソッドとプロパティへのアクセスが可能になります。
メソッド/プロパティ | 例 | 説明 |
---|---|---|
IsSidebarVisible | sideBarModel.IsSidebarVisible = false; |
サイドバー全体の表示・非表示を取得、または設定します。 |
HideShowSidebar | sideBarModel.HideShowSidebar(); |
サイドバーを非表示にします。 |
IsBookmarksPaneVisible | sideBarModel.IsBookmarksPaneVisible = false; |
ブックマークペインの表示・非表示を取得、または設定します。 |
ShowBookmarksPane | sideBarModel.ShowBookmarksPane(); |
ブックマークペインを表示します。 |
IsParametersPaneVisible | sideBarModel.IsParametersPaneVisible = false; |
パラメータペインの表示・非表示を取得、または設定します。 |
ShowParametersPane | sideBarModel.ShowParametersPane(); |
パラメータペインを表示します。 |
IsSearchPaneVisible | sideBarModel.IsSearchPaneVisible = false; |
検索ペインの表示・非表示を取得、または設定します。 |
ShowSearchPane | sideBarModel.ShowSearchPane(); |
検索ペインを表示します。 |
HideAll | sideBarModel.HideAll(); |
すべてのサイドバーペインを非表示にします。 |
ToolbarViewModel
var clientId = ?arvWebMain?;
var viewModel = GetViewModel(clientId);
SidebarViewModelを取得した後、コードでそのAPIメソッドとプロパティを呼び出します。
viewModel.Toolbar.Enabled(false);
メソッド/プロパティ | 例 | 説明 | ||
---|---|---|---|---|
Enabled | this.Enabled(false); |
レポートが正常にロードされ、ユーザがページを変更できるかどうかを決定するブール値を取得します。 | ||
PageCount | this.PageCount(0); |
ロードされたレポートのページ数を取得します。 | ||
CurrentPage | this.CurrentPage(0); |
現在開いているページ番号を取得します。
|
||
GoToPage | this.GoToPage(number, force, callback); |
ロードされたレポートの指定されたページを開きます。 |