GrapeCity ActiveReports for .NET 14.0J
ActiveReports Document Webサービス
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ASP.NETを使用すると、Windowsフォーム上のビューワに表示するDocumentを返すWebサービスを簡単に設定できます。

このチュートリアルでは、ActiveReports Documentを返すWebサービスを設定する方法について紹介します。

このチュートリアルでは、以下のタスクを行います。

メモ: 以下の手順は、ASP.NET Web サービスプロジェクトに、ページレポート、RDLレポートまたはセクションレポートを追加し、レポートをデータソースに接続していることを前提としています。

レポートをデータソースに接続し、レポート形式のレイアウトを作成する方法については、「単純なデータバウンドレポート」(セクションレポート)を参照してください。

チュートリアルを完了すると、ActiveReportsのコンテンツをバイト配列で返すWeb サービスが作成されます。

ASP.NET Webサービスプロジェクトを作成する

  1. [ファイル]メニューにある[新規作成]からプロジェクトを選択します。
  2. [新しいプロジェクト]ダイアログで、[ASP.NET Web サービス アプリケーション]を選択します。
  3. プロジェクトの名前を指定します。
  4. [OK]をクリックし、新しいプロジェクトをVisual Studioで開きます。

コードでWebメソッドを作成する

[ソリューションエクスプローラー]から、Service1.asmxページを右クリックして、[コードの表示]をクリックし、ページのコードビューを表示し、デフォルトの<WebMethod()>と、HelloWorld関数を次のコードと置き換えます。

Visual Basicコード(既存のWebMethodと置き換えます)
コードのコピー
<WebMethod( _Description:="Returns a products report grouped by category")> _
Public Function GetProductsReport() As Byte()
     Dim rpt As New rptProducts()
     rpt.Run()
     Return rpt.Document.Content
End Function
C#コード(既存のWebMethodと置き換えます)
コードのコピー
[WebMethod(_Description = "Returns a products report grouped by category")]
public byte[] GetProductsReport()
{
rptProducts rpt = new rptProducts();
rpt.Run();
return rpt.Document.Content;
}

Document Webサービスをテストする

  1. [F5]を押して、プロジェクトを実行します。ブラウザにサービスページが表示されます。
  2. サポートされている操作のリストから[GetProductReport]リンクをクリックします。
  3. [起動]ボタンをクリックし、Webサービスの操作をテストします。
  4. テストに成功すると、rptProductsの有効なXMLスキーマが表示されます。

Document Webサービスを発行する

  1. [ソリューションエクスプローラー]で、プロジェクト名を右クリックし、[発行]を選択します。
  2. [Webの発行]ダイアログで、[サービスURL]フィールドで「localhost」を入力し、[サイト/アプリケーション]フィールドに「"サイトの名前"/ARDocumentWS」を入力します。
    メモ: 「サイトの名前」はインターネット インフォメーション サービス (IIS) から取得できます。
  3. [発行先でIIS アプリケーションとしてマークする]オプションを選択し、[OK]をクリックします。

IISの構成を確認する

  1. コントロールパネルで、[システムとセキュリティ] をクリックし、[管理ツール] を選択します。
  2. [管理ツール] ウィンドウの [インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャー] をクリックし、ダイアログウィンドウを開きます。
  3. 左側の[接続]ペインで上記の手順で追加したWebサービスを選択します。
  4. Webサービスを右クリックし、[アプリケーションの管理]を選択した後、[参照]を選択します。  
  5. 表示されたブラウザのアドレスバーのURLの最後に/Service1.asmxを追加します。

ActiveReportsでDocumentのWebサービスを利用する詳細については、「ActiveReports Document Windowsアプリケーション」を参照してください。