GrapeCity ActiveReports for .NET 14.0J
ActiveReports Document Windowsアプリケーション
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ActiveReports for .NET 14.0Jでは、Windowsフォームに貼り付けたビューワコントロールで表示するためのセクションレポートのコンテンツを返すWebサービスを使用できます。

このチュートリアルでは、ActiveReports Document Webサービスを使用する、Windowsクライアントアプリケーションを設定する方法について紹介します。

このチュートリアルでは、以下のタスクを行います。

Visual Studioプロジェクトを作成する

  1. [ファイル] - [新規作成] - [プロジェクト]をクリックします。
  2. [新しいプロジェクト]ダイアログの[テンプレート]ウィンドウから、[Windowsアプリケーション]を選択します。
  3. アプリケーションの名前をARDocument Clientに変更します。
  4. 〈OK〉をクリックしてプロジェクトを開きます。

Windowsフォーム上にViewerコントロールを追加する

  1. Visual StudioツールボックスからActiveReports Viewer コントロールをフォーム上にドラッグします。
  2. Viewer コントロールのDockプロパティを「Fill」に設定して、レポートに適合するようにフォームのサイズを変更します。

プロジェクトにWeb参照を追加する

.NET フレームワーク 2.0 Webサービスに適合するVisual StudioにWebサービスへの参照を追加する

  1. [プロジェクト]メニューから[サービス参照の追加]を選択します。
  2. [サービス参照の追加]ウィンドウを開き、[詳細設定]ボタンをクリックします。
  3. [サービス参照設定]ウィンドウを開き、[Web 参照の追加]ボタンをクリックします。
  4. [Web 参照の追加]ウィンドウを開き、[ローカル コンピューターの Web サービス]リンクをクリックします。
  5. ActiveReports Document Webサービス」で作成した仮想ディレクトリへのリンクをクリックします。リンク先のURLは、http://localhost/ARDocumentWS/Service1.asmxのようになります。
  6. Webサービスが認識されたら、[参照の追加]ボタンをクリックします。

Visual Studioにウェブサービスへの参照を追加する

  1. [プロジェクト]メニューから[サービス参照の追加]を選択します。
  2. [サービス参照の追加]ウィンドウから、「ActiveReports Document Webサービス」で作成したActiveReports ドキュメントWebサービスの.asmxファイルのアドレスを入力します。アドレスは、http://localhost/ARDocumentWS/Service1.asmxのようになります。
  3. [移動]ボタンをクリックし、Webサービスが認識されたら、[OK]ボタンをクリックします。

ドキュメントのWebサービスで返されたコンテンツをViewerで表示する

レポートコンテンツを表示する(.NET フレームワーク 2.0 Webサービスに適合するVisual Studio用)

  1. Form1をダブルクリックし、Form1_Loadイベントのハンドラを作成します。
  2. ドキュメントWebサービスのコンテンツをViewerに表示するために、ハンドラに以下のコードを追加します。

Visual Basic

Visual Basicコード(Form_Loadイベント内に貼り付けます)
コードのコピー
Dim ws As New localhost.Service1
Me.Viewer1.Document.Content = ws.GetProductsReport()

C#

C#コード(Form_Loadイベント内に貼り付けます)
コードのコピー
localhost.Service1 ws = new localhost.Service1();
this.viewer1.Document.Content = ws.GetProductsReport();

レポートコンテンツを表示する(Visual Studio用)

  1. Form1をダブルクリックし、Form1_Loadイベントのハンドラを作成します。
  2. ドキュメントWebサービスのコンテンツをViewerに表示するために、ハンドラに以下のコードを追加します。

 

Visual Basic

Visual Basicコード(Form_Loadイベント内に貼り付けます)
コードのコピー
Dim ws As New ServiceReference1.Service1SoapClient()
Me.Viewer1.Document.Content = ws.GetProductsReport()

C#

C#コード(Form_Loadイベント内に貼り付けます)
コードのコピー
ServiceReference1.Service1SoapClient ws = new ServiceReference1.Service1SoapClient();
this.viewer1.Document.Content = ws.GetProductsReport();

app.configファイルを更新する

注意:Visual Studioにサービス参照を追加した場合、app.configファイルを更新する必要があります。
  1. ソリューションエクスプローラから、app.configファイルを開きます。
  2. <binding name = "ServiceSoap"...>タグ内の、maxBufferSizemaxReceivedMessageSizeを「200500」のような大きな値に設定します。
  3. <readerQuotas...>タグ内の、maxArrayLengthを「60500」のような大きな値に設定します。

プロジェクトを実行する

[F5]を押下して、プロジェクトを実行します。