GrapeCity ActiveReports for .NET 14.0J
MS Access/Crystal Reportsからの移行
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ActiveReports for .NET 14.0Jインポートウィザードを実行することで、Crystal Reports、Microsoft Access、ExcelファイルまたはセクションレポートをActiveReportsにインポートすることができます。Excelファイルのインポートの詳細については、「Excelのインポート」を参照してください。

セクションレポートのインポートの詳細については、 「セクションレポート(RPXファイル)のRDLレポートへの移行」を参照してください。

ActiveReports for .NET 14.0JインポートウィザードでのCrystal Reports/MS Access Reportのインポート

  1. [ActiveReports for .NET 14.0Jインポートウィザード]を実行します。ウィザードは、[スタート]メニュー、あるいは..\ActiveReportsNET14\ToolsからGrapeCity.ActiveReports.Imports.Win.exeを実行します。
  2. 表示される[ActiveReports for .NET 14.0Jインポートウィザード]で、[次へ]ボタンをクリックします。

  3. ラジオボタンで[Microsoft Access (mdb, accdb)][Crystal Reports(rpt)]のいずれかを選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

  4. <...>ボタンをクリックし、インポートするファイルへのパスを参照します。この個所に配置されているインポート可能なすべてのレポートが一覧表示されます。
  5. インポートするレポートを選択します。

  6. [次へ]ボタンをクリックして、選択したレポートを分析します。

  7. <...>ボタンをクリックして変換したレポートの出力先のフォルダを選択します。各レポートに対して、[出力ファイル形式]オプション(セクションレポート、ページレポート/RDLレポート、または両方)から出力するファイルの形式を選択します。

  8. [次へ]をクリックして変換を開始します。

  9. 変換処理が完了したら、[完了]ボタンをクリックしてウィザードを閉じます。出力先のフォルダへと移動して変換したレポートを表示します。また、[ログファイルを開く]チェックボックスをオンにして、ログを確認することもできます。

インポートウィザードは、レポートのレイアウトデザインをActiveReportsに最も近いかたちでインポートするものですが、Microsoft Access、またはCrystal Reportsで出力されていたレポートと同一のレポートを作成するものではありません。バージョンと製品によってインポートの動作が異なる場合があります。一部のデザインとスクリプトやコードで行っていた処理は、新たに実装する必要があります。

ページレポート/RDLレポートへ移行する際、どちらのレイアウト形式でインポートされるかは、以下の要因によって決定されます。

メモ: レポートのセクションは、BandedListとして表示されます。

移行処理の詳細については、次の追加情報を参照してください。

Crystal Reportsインポートウィザード

この機能を使用するには、Visual StudioとともにCrystal Reports for Visual Studioがインストールされている必要があります。Visual StudioのエディションとバンドルされるCrystal Reportsの関係は以下のとおりです。

Visual Studio エディション Crystal Reports アセンブリバージョン
2010 ... SAP Crystal Reports, developer version for Microsoft Visual Studio 13.x.x.x
2012 ... SAP Crystal Reports, developer version for Microsoft Visual Studio 13.x.x.x
2013 ... SAP Crystal Reports, developer version for Microsoft Visual Studio 13.x.x.x
2015 ... SAP Crystal Reports, developer version for Microsoft Visual Studio 13.x.x.x
2017 ... SAP Crystal Reports, developer version for Microsoft Visual Studio 13.x.x.x
メモ: Crystal Reportsのアセンブリバージョンが9.x.x.x以降のバージョンで作成されたレポートファイルがインポート可能です。

インポートするコントロールに関して、以下の対応表を参照してください。

Crystal Reports セクションレポート ページレポート/RDLレポート 備考
Box Shape Container 線の太さ(LineWidthプロパティ)と角丸のボックスは反映されません。
Boxコントロールが複数セクションに跨っている場合には、Lineコントロールとしてインポートされます。
CrossTab SubReport BandedList SubReportコントロールが配置されますが、クロス集計部分はインポートされません。
Line Line Line 点線(LineStyleプロパティのDot)や破線(Dash)、鎖線(DashDot)は、インポート後はその間隔が異なります。
Subreport SubReport SubReport ActiveReportsにおいてサブレポートを連結するには、インポート後にコードを記述しなおす必要があります。
TextObject Label Textbox 特殊フィールドは、「ページ番号」、「合計ページ数」、「ページ数(N/M)」のみサポートされます。
FieldObject TextBox Textbox 特殊フィールドは、「ページ番号」、「合計ページ数」、「ページ数(N/M)」のみサポートされます。
Picture ... Container 画像データはインポートされません。

Accessインポートウィザード

この機能を使用するには、MicrosoftR AccessR 97、2000、2002、2003、2007、2010、2013、2016のいずれかがコンピュータにインストールされている必要があります。

インポートするコントロールに関して、以下の対応表を参照してください。

Microsoft Access Report セクションレポート ページレポート/RDLレポート 備考
Rectangle Shape Container Rectangleコントロール内に配置されているすべてのコントロールは、親コントロールとともにインポートされます。
CheckBox Label Textbox ...
Image ... Image セクションレポートでは、Imageコントロールはインポートされません。
Label Label Textbox ...
Textbox TextBox Textbox ...
Line Line Line ...
Page Break PageBreak Container ページレポート/RDLレポートでは、PageBreakコントロールをインポートする際にPageBreakAtEndプロパティが自動的に「True」に設定されます。
Subform/Subreport SubReport SubReport ...

Crystal Reports/MS Accessの制限事項

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