CSV Providerは、[レポートデータソース]ダイアログに[接続]セクションがあり、以下のオプションを選択することができます。
CSV接続文字列は、[CSVデータソースの設定]ウィザードで選択した各オプションをもとに生成されます。ここでは、例として次のように設定します。
[CSVデータソースの設定]ウィザードのオプション | 説明 | 例 |
---|---|---|
パス | CSVファイルへのパス(ローカルパス、相対パス)、またはCSVデータソースのURL | C:\Products_comma.csv |
エンコーディング | CSVファイルのエンコーディング | 日本語(シフト JIS) |
ロケール | ロケールを指定します。 | 日本語(日本) |
ファイル形式 | CSVファイルのファイル形式です。「固定長のデータ」、「区切られたデータ」のいずれかを選択します。 | 区切られたデータ |
テキスト修飾子 | テキストの始点と終点を指定するための修飾子です。「'」(シングルクォーテーション)、「"」(ダブルクォーテーション)のいずれかを選択します。 | " |
区切り文字 | 列を区切るためのシンボルです。カンマ、セミコロン、タブ、スペースのいずれかを選択します。 | カンマ |
重ねて表記でエスケープ(区切り文字) | 区切り文字を連続して表記した場合に、1つの文字として扱うかどうかを決定します。 | チェックボックスをON |
開始行 | データ取得の開始位置を指定します。 | 0 |
先頭行をヘッダとする | CSVファイルの先頭行をヘッダとして使用するかどうかを決定します。 | チェックボックスをOFF |
改行コード | 改行書式の記号です。CRLF(キャリッジリターンとラインフィード)、CR(キャリッジリターン)、LF(ラインフィード)から選択可能です。 | CRLF |
重ねて表記でエスケープ(改行コード) | 改行コードを連続して表記した場合に、1つの文字として扱うかどうかを決定します。 | チェックボックスをOFF |
プレビューから取得 | CSVファイルのプレビュー情報から列名とデータ型(デフォルトでは文字列)を設定します。設定された列名とデータ型(String、Boolean、DateTime、Integer、Float)は変更することができます。 | ClaimAmt(Float), SvcDate(DateTime) |
注意: [ファイル形式]が「固定長のデータ」の場合、[テキスト修飾子]、[区切り文字]、[改行コード]、[重ねて表記でエスケープ](区切り文字)、[重ねて表記でエスケープ](改行コード)の各オプションは使用することができません。 |
上記の表のとおりに設定すると、次の接続文字列が作成されます。
Path=C:\\Products_comma.csv;Encoding=shift_jis;Locale=ja-JP;TextQualifier=";ColumnsSeparator=,;RowsSeparator=\r\n;JoinColumnsSeparators=True