GrapeCity ActiveReports for .NET 14.0J
インストール
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本トピックでは、本製品のインストール手順、インストールされるファイル、およびVisual Studio IDEとの統合について説明します。

インストール

ActiveReports 14.0Jのインストール手順は、以下のとおりです。

  1. インストーラの実行

    Webサイトからダウンロードした以下のインストーラを実行します。
    • ActiveReportsNET14_14.x.xxxx.exe
      (x.xxxxの部分は、インストールするアセンブリ(サービスパック)のバージョンによって変わります)

  2. ライセンス認証

    本製品を使用するには、インストール後にライセンス認証の手続きを行う必要があります。詳細についてはリリースノート(ReleaseNote_xxx.htm)に記載されていますので、そちらをご覧ください。

インストールされるファイル

以下の手順を実行して、本製品がインストールされているかどうかを確認できます。

  1. Visual Studioを開きます。
  2. [ヘルプ]メニューから[Microsoft Visual Studioのバージョン情報]を選択し、インストールされている製品のリストにGrapeCity ActiveReports for .NET 14.0Jが表示されることを確認します。

インストーラを実行すると、NuGetパッケージ、デザイナおよびビューワアプリケーション、インポートツール、ライセンスマネージャーなどがインストールされます。すべてのファイルがそれぞれのフォルダにインストールされます。

C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\GrapeCity ActiveReports for .NET 14.0J

ファイル 内容
製品ヘルプ ActiveReports for .NET 14.0JのオンラインヘルプとActiveReports for .NET 14.0J Webデザイナへのショートカット。
ActiveReports for .NET 14.0J WPFビューワ WPFビューワアプリケーションへのショートカット。
ActiveReports for .NET 14.0J インポートウィザード インポートウィザードアプリケーションへのショートカット。
ActiveReports for .NET 14.0J サンプルについて サンプルのオンラインヘルプへのショートカット。
ActiveReports for .NET 14.0J テーマエディタ テーマエディタアプリケーションへのショートカット。
ActiveReports for .NET 14.0J デザイナ レポートデザイナアプリケーションへのショートカット。
ActiveReports for .NET 14.0J ビューワ ビューワアプリケーションへのショートカット。
ActiveReports for .NET 14.0J リリースノート リリースノートへのショートカット。
ActiveReports for .NET 14.0J 移行ツール プロジェクト移行ツールへのショートカット。
GrapeCityライセンスマネージャー ライセンスマネージャーへのショートカット。

C:\Program Files (x86)\ActiveReportsNET14

フォルダ 内容
Deployment JSビューワ、Webデザイナ、WPFのテンプレートが含まれています。
Help ActiveReports for .NET 14.0JのオンラインヘルプとActiveReports for .NET 14.0J Webデザイナへのショートカットが含まれています。
Icons 関連するアイコン画像が含まれています。
NuGet NuGetパッケージが含まれています。詳細については、「利用可能なパッケージ」を参照してください。
Samples すべてのサンプルが含まれています。
Tools すべての製品付属ツール(実行のために必要なアセンブリファイルやXML構成ファイル、日本語で表示するためのサテライトアセンブリファイルを含む)が含まれています。
VisualStudio Visual Studio の拡張機能とブートストラップアプリケーションが含まれています。
GrapeCity.ActiveReports.config XML構成ファイル。
ReleaseNote_YYYYMMDD.htm リリースノート。

C:\ProgramData\GrapeCity\gclm

ファイル/アプリケーション 内容
gclm.exe ライセンスマネージャーの設定ファイル。
gclm.exe.config ライセンスマネージャーのXML構成ファイル。

C:\Program Files (x86)\ActiveReportsNET14\Tools

ファイル/アプリケーション 内容
「ja」フォルダ アプリケーションを日本語で表示するためのサテライトアセンブリファイルが含まれています。
「Migration」フォルダ 以前のバージョンで作成したプロジェクトを、新しいバージョンで使用できるようにするためのプロジェクト移行ツールが含まれています。
GrapeCity.ActiveReports.DesignerClassic.exe デザイナの設定ファイル。
GrapeCity.ActiveReports.DesignerClassic.exe.config デザイナのXML構成ファイル。
GrapeCity.ActiveReports.Imports.exe インポートアプリケーションの設定ファイル。
GrapeCity.ActiveReports.Imports.exe.config インポートアプリケーションのXML構成ファイル。
GrapeCity.ActiveReports.Imports.Win.exe インポートウィザードの設定ファイル。
GrapeCity.ActiveReports.Imports.Win.exe.config インポートウィザードのXML構成ファイル。
GrapeCity.ActiveReports.Imports.RPX.dll RPXインポートアセンブリ。
GrapeCity.ActiveReports.ThemeEditor.exe テーマエディタの設定ファイル。
GrapeCity.ActiveReports.ThemeEditor.exe.config テーマエディタのXML構成ファイル。
GrapeCity.ActiveReports.Viewer.exe ビューワの設定ファイル。
GrapeCity.ActiveReports.Viewer.exe.config ビューワのXML構成ファイル。
GrapeCity.ActiveReports.WpfViewer.exe WPFビューワの設定ファイル。
GrapeCity.ActiveReports.WpfViewer.exe.config WPFビューワのXML構成ファイル。
GrapeCity.ActiveReports.dll 本体アセンブリ。
GrapeCity.ActiveReports.Chart.dll チャートアセンブリ。
GrapeCity.ActiveReports.Core.DataProviders.dll データプロバイダアセンブリ。
GrapeCity.ActiveReports.Core.Drawing.Gc.dll GC描画アセンブリ。
GrapeCity.ActiveReports.Core.Drawing.Gdi.dll GDI描画アセンブリ。
GrapeCity.ActiveReports.Core.Export.Excel.Page.dll ページレポート用Excelエクスポートアセンブリ。
GrapeCity.ActiveReports.Core.Export.Html.Page.dll ページレポート用HTMLエクスポートアセンブリ。
GrapeCity.ActiveReports.Core.Export.Image.Page.dll ページレポート用Imageエクスポートアセンブリ。
GrapeCity.ActiveReports.Core.Export.Pdf.Page.dll ページレポート用PDFエクスポートアセンブリ。
GrapeCity.ActiveReports.Core.Export.Svg.Page.dll ページレポート用Svgエクスポートアセンブリ。
GrapeCity.ActiveReports.Core.Export.Text.Page.dll ページレポート用Textエクスポートアセンブリ。
GrapeCity.ActiveReports.Core.Export.Word.Page.dll ページレポート用Wordエクスポートアセンブリ。
GrapeCity.ActiveReports.Core.Rdl.dll RDLレポートアセンブリ。
GrapeCity.ActiveReports.Core.Rendering.dll 描画アセンブリ。
GrapeCity.ActiveReports.Design.Win.dll デザイナアセンブリ。
GrapeCity.ActiveReports.Document.dll ドキュメントアセンブリ。
GrapeCity.ActiveReports.Export.Excel.dll Excelエクスポートアセンブリ。
GrapeCity.ActiveReports.Export.Html.dll HTMLエクスポートアセンブリ。
GrapeCity.ActiveReports.Export.Image.dll Imageエクスポートアセンブリ。
GrapeCity.ActiveReports.Export.Pdf.dll PDFエクスポートアセンブリ。
GrapeCity.ActiveReports.Export.Rdf.dll RDFエクスポートアセンブリ。
GrapeCity.ActiveReports.Export.Word.dll Wordエクスポートアセンブリ。
GrapeCity.ActiveReports.Export.Xml.dll XMLエクスポートアセンブリ。
GrapeCity.ActiveReports.Imports.Access.dll Microsoft Accessインポートアセンブリ。
GrapeCity.ActiveReports.Imports.Crystal.dll Crystal Reportsインポートアセンブリ。
GrapeCity.ActiveReports.Imports.Excel.dll Excelインポートアセンブリ。
GrapeCity.ActiveReports.Interop.dll COM相互運用アセンブリ。
GrapeCity.ActiveReports.Viewer.Win.dll ビューワアセンブリ。
GrapeCity.ActiveReports.Viewer.Wpf.dll WPF用ビューワアセンブリ。
BouncyCastle.Crypto.dll 暗号化アセンブリ。
DocumentFormat.OpenXml.dll OpenXMLアセンブリ。
Gcef.Data.DataEngine.dll データエンジンアセンブリ。
Gcef.Data.ExpressionInfo.dll データ式アセンブリ。
Gcef.Data.VBFunctionLib.dll VBFunctionLibアセンブリ。
GrapeCity.DataVisualization.dll データ視覚化アセンブリ。
GrapeCity.Documents.Common.dll PDFドキュメントで使用されるアセンブリ。
GrapeCity.Documents.Common.Windows.dll Windows レジストリで指定されたフォントリンク、ネイティブ Windows イメージング API へのアクセスをサポートし、パフォーマンスの向上といくつかの機能の追加を行うアセンブリ。
GrapeCity.Documents.DX.Windows.dll GrapeCity.Documents.Common.Windows.dllによって使用されるアセンブリ。
GrapeCity.Documents.Imaging.dll 画像処理用アセンブリ。
GrapeCity.Documents.Pdf.dll PDF処理用アセンブリ。
Newtonsoft.Json.dll

ページレポート/RDLレポートでJSON Providerを使用する場合に必要なアセンブリ。

System.Buffers.dll メモリバッファー作成/管理アセンブリ。
System.IO.Compression.dll 圧縮/圧縮解除アセンブリ。
System.IO.Packaging.dll パッケージ管理アセンブリ。
System.Memory.dll メモリ管理アセンブリ。
System.Numerics.Vectors.dll ベクトル作成アセンブリ。
System.Runtime.CompilerServices.Unsafe.dll ポインタ操作アセンブリ。
System.ValueTuple.dll タプル作成アセンブリ。

Visual Studioとの統合

Visual StudioとActiveReportsの統合により、プロジェクトを容易に構成して、レポートを設計できます。

プロジェクトテンプレート

以下の組み込みのテンプレートを使用してレポートレイアウトを作成できます。

項目テンプレート

以下の項目テンプレートをプロジェクトに追加できます。

ツールボックス

使用しているレポートテンプレート用の全コントロールが、Visual Studioに統合されたツールボックスタブに表示されます。

統合されたデザイナ

ActiveReportsには、Visual Studioに統合されたデザイナが用意されています。レポートレイアウトの編集を、デザイナ上で視覚的に操作することができるほか、コード、スクリプト、正規表現でも設定が可能です。デザイナと共に、以下のウィンドウも表示されます。

ファイルコンバータ

ファイルコンバータを使うと以前のバージョンで作成したレポートを新しいバージョンで使用することができます。このツールを使用するには、Visual Studioの[ツール]>[ActiveReports 14.0J ファイルコンバータ]を選択します。

Visual StudioとActiveReportsの統合の解除

Visual Studioとの統合を無効化またはアンインストールするには、以下の手順を実行します。

  1. Visual Studioの[ツール]メニューから、[拡張機能と更新プログラム]を選択します。
    または
    Visual Studio 2019の場合は、[拡張機能]メニューから、[拡張機能の管理]を選択します。
  2. GrapeCity ActiveReports for .NET 14.0Jに移動し、無効化またはアンインストールを選択します。

 

Visual Studioとの統合を再インストールするには、以下の手順を実行します。

  1. [システムドライブ]¥ActiveReportsNET14\VisualStudioフォルダに移動します。
  2. Visual StudioのバージョンごとにVSIXファイルを実行します。

メモ:

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