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外部のスタイルシートの使用
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セクションレポートでは、[レポートの設定]ダイアログの[スタイル設定]ページでカスタムスタイルを作成し、コントロールのClassNameプロパティに適用することができます。

[レポートの設定]ダイアログで、作成したスタイルを「*.reportstyle」形式のXMLファイルにエクスポートし、他のコントロールに適用することも可能です。

メモ: スタイルをCheckBox、Label、TextBoxおよびReportInfoコントロールに適用できます。

スタイルを作成または変更して、外部のスタイルシートとして保存する

  1. [レポートエクスプローラ][レポートの設定]ノードを右クリックし、 [表示]を選択します。
  2. [レポートの設定]ダイアログで、[スタイル設定]ページへ移動します。Normal、Heading1、Heading2、Heading3の4種類の定義済みスタイルが表示されます。
  3. 右側のフィールドで定義済みのスタイルを選択し、スタイルを変更するか、[新規]ボタンをクリックし、新しいスタイルを追加します。
  4. [スタイルを保存する]ボタンをクリックし、スタイルシートを作成します。
  5. [名前を付けて保存]ダイアログで、名前を付けて「*.reportstyle」スタイルを外部ファイルとして保存します。
  6. [OK]ボタンをクリックし、スタイルを保存してダイアログを閉じます。

設計時に外部のスタイルシートを適用する

  1. [レポートエクスプローラ][レポートの設定]ノードを右クリックし、 [表示]を選択します。
  2. [レポートの設定]ダイアログで、[スタイル設定]ページへ移動します。
  3. [スタイル設定]ページで、[スタイルを読み込む]ボタンをクリックします。
  4. 既存のスタイルは上書きされることに注意するメッセージボックスが表示されます。[はい]をクリックし、[開く]ダイアログへ移動します。
  5. 使用したい「*.reportstyle」のファイルを参照し、[開く]ボタンをクリックします。外部のスタイルシートをロードします。
  6. デザイナ面上でスタイルを適用するコントロールを選択し、右クリックして「プロパティ」を選択します。
  7. ClassNameプロパティのドロップダウンを展開し、スタイル(例 Heading1)を選択します。

実行時に外部のスタイルシートをロードして、適用する

  1. デザイナ面の周囲にあるグレーの領域を右クリックし、「プロパティ」を選択します。
  2. レポートのイベント一覧を表示するために、[プロパティ]ウィンドウで、[イベント]ボタンをクリックします。
  3. ReportStartイベントを選択し、ダブルクリックします。イベント処理メソッドが作成されます。
  4. イベントハンドラに次のコードを追加し、外部のスタイルシートをロードします。
    Visual Basicコード(ReportStartイベント内に貼り付けます)
    コードのコピー
    Me.LoadStyles("C:\MyStyleSheet.reportstyle")
    C#コード(ReportStartイベント内に貼り付けます)
    コードのコピー
    this.LoadStyles(@"C:\MyStyleSheet.reportstyle");

実行時にコントロールにスタイルを適用する

次の手順は、レポートに外部のスタイルシートをロードしたことを前提にしています。

  1. デザイナ面上で、コントロールが配置されているセクションを選択します。
  2. レポートのイベント一覧を表示するために、[プロパティ]ウィンドウで、[イベント]ボタンをクリックします。
  3. Formatイベントを選択し、ダブルクリックします。イベント処理メソッドが作成されます。
  4. イベントハンドラに次のコードを追加し、コントロールにスタイルを適用します。
    Visual Basicコード(Formatイベント内に貼り付けます)
    コードのコピー
    Me.TextBox.ClassName = "Heading1"
    C#コード(Formatイベント内に貼り付けます)
    コードのコピー
    this.textBox.ClassName = "Heading1";
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