ビューワが配置されたページと、そのビューワに表示したいレポート(Webサービス)が異なるドメイン上にある場合(例: リバースプロキシー環境)、Cross-Origin Resource Sharing(CORS)による非同期のウェブ処理が必要になります。
CORSは、サーバーからクライアントへの応答に特別なヘッダを追加することによって動作します。具体的には、サーバーからの応答にAccess-Control-Allow-Originを含めることで、別のドメイン上のページからでもレポート(Webサービス)に直接アクセスすることができるようになります。
なお、CORSによる処理が必要なビューワは、以下の通りです。
CORSを使用した非同期のウェブ処理を行う場合、アプリケーション形式によって手順が異なります。
Web.configファイル内に追加します。 |
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<customHeaders> <add name="Access-Control-Allow-Origin" value="http://XXXX:XXXX" /> <add name="Access-Control-Allow-Methods" value="GET, POST, OPTIONS" /> <add name="Access-Control-Allow-Credentials" value="true"/> <add name="Access-Control-Allow-Headers" value="pragma,cache-control,expires,content-type"/> <add name="Access-Control-Expose-Headers" value="Content-Disposition"/> </customHeaders> |
Startup.csファイル内のConfigureServices()にAddCorsの部分を追加します。 |
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Startup.csファイル内のConfigure()にUseCorsの部分を追加します。 |
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CORSのサポート状況はブラウザによって異なります。上記の対応を行っても、レポートをプレビューする際にエラー(例:「404」や「500」のHTTPエラー)が発生する場合は、ご利用のブラウザがCORSをサポートしているかどうか確認してください。