GrapeCity ActiveReports for .NET 14.0J
JSビューワの構成
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ActiveReports for .NET 14.0Jは、Visual Studio 2019で使用できるJSビューワ MVCおよびJSビューワ Core MVCテンプレートを提供しています。これらのテンプレートを使用して、事前構成済みのアプリケーションを作成できます。

メモ:JSビューワCoreテンプレートは、Visual Studio 2019でのみ使用でき、その他のバージョンではサポートされていません。

前提条件

以下の手順は、Visual Studio 2019でJSビューワ MVCテンプレートを使用する方法を紹介します。

  1. Visual Studio 2019を開き、[ActiveReports 14.0J JSビューワ MVCアプリケーション]を選択して、新しいプロジェクトを作成します。
  2. [新しいプロジェクトを構成します]ページで、プロジェクト名、フレームワークなどを以下のように入力して、[作成]をクリックします。

    ActiveReports 14 JSビューワテンプレートは、以下の設定を自動的に行います。
    • ビューワに必要なNuGetパッケージを追加します
    • Reportsフォルダにページレポートを作成します
    • index.htmlを構成します
    • スクリプトとCSSファイルを追加します

    コマンドプロンプトで以下のように実行して、JSビューワに関連するファイルとフォルダを「npm」からインストールすることもできます。

    npm install @grapecity/ar-viewer-ja

    これらのファイルやフォルダは、以下のように現在のディレクトリにインストールされます。

    [現在のディレクトリ]\node_modules\@grapecity\ar-viewer\dist

  3. プレビューするレポートを[Reports]フォルダーにコピーします。 
  4. index.htmlを開き、viewer.openReportメソッドでレポートの名前を指定します。

    viewer.openReport("Reportname.rdlx");

  5. 以下のように、Startup.csファイルの内容を変更して、レポートへのパスを指定します。
    Startup.cs
    コードのコピー
      public class Startup
        {
            public static string EmbeddedReportsPrefix = "JSViewerMVCApplication1.Reports";
            public void Configuration(IAppBuilder app)
            {
                app.UseErrorPage();
                app.UseReporting(settings =>
                {
                    settings.UseEmbeddedTemplates(EmbeddedReportsPrefix, Assembly.GetAssembly(GetType()));
                    settings.UseCompression = true;
                    settings.UseFileStore(new System.IO.DirectoryInfo("レポートへのパスを指定します。"));
                });
                RouteTable.Routes.RouteExistingFiles = true;
            }
        }
    
  6. [F5]を押してプロジェクトを実行します。 レポートはJSビューワの対象のWebサイトに配置されたことを確認できます。
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