本サンプルでは、ASP.NET CoreとAngularフレームワークを使用したWebアプリケーションでWebデザイナを使用する方法を紹介します。
メモ:
- サンプルを実行する前に、.NET Core 3.1 SDKがシステムにインストールされている必要があります。
- Visual Studio 2019のバージョン 16.4以降が必要です。
- Internet Information Services (IIS)に展開するために、.NET Core ホスティング バンドルがインストールされている必要があります。詳細については、MSDNの「.NET Core ホスティング バンドルのインストール」を参照してください。
- Angularには、Node.js バージョン10.x以降が必要です。
フォルダ
<User Folder>\ActiveReportsNET14\Samples\WebSamples\WebDesigner_Angular(Core)
実行時の機能
このサンプルを実行すると、Webデザイナがブラウザで開かれ、レポートの作成、編集、または変更が可能になります。Webデザイナには、以下のオプションがあります。
- ファイル: レポートを作成、開く、または保存するためのオプションが含まれます。また、[製品情報]にバージョン情報も含まれます。
- ホーム: 切り取り、コピー、貼り付け、削除などの編集オプションが含まれます。また、フォント名、サイズ、文字色、テキストの左揃え、中央揃え、右揃え、両端揃えにするオプションも提供されます。
- レポート: ページの挿入、削除、移動(ページレポートのみ)、ヘッダとフッタの追加または削除(RDLレポートのみ)、およびテーマの切り替えなどのオプションが含まれます。
- プロパティ: 選択したレポート要素のプロパティを表示します。複数の要素を選択する場合は、共通のプロパティのみが表示されます。
- データ: レポートのデータセットとパラメータを管理するためのオプションが含まれます。現在の日付と時刻、ページ番号、総ページなどの共通の値も表示されます。
プロジェクトの構造
このサンプルは以下のプロジェクトで構成されています。
ClientAppフォルダ
このフォルダには、Angular CLIを使って開発した、UI に関するすべての操作で使用できるAngularアプリケーションが含まれます。
Controllersフォルダ
このフォルダには、DataSetsController、TemplatesControllerのファイルが含まれます。
Datasetsフォルダ
このフォルダには、Categories、Employees、Productsのデータセットが含まれます。
Resourcesフォルダ
Webデザイナを説明するためにプロジェクトで使用されるレポート、テーマ、および画像ファイルなどが含まれます。
appsettings.jsonファイル
JSON形式の設定ファイル。
readme.mdファイル
このファイルには、サンプルプロジェクトを実行する手順が含まれます。
Startup.cs
デフォルトのスタートアップファイル。
Web.config
HTTPハンドラの設定を追加しています。
ActiveReportsのバージョンを更新する際に、ここでは手動でバージョン情報を更新する必要があります。
Servicesフォルダ
このフォルダには、データセットとテンプレートの情報を取得するクラスが含まれます。
wwwrootフォルダ
このフォルダには、CSSファイルとJavaScriptファイルが含まれます。