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バブルチャートの作成
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以下のトピックでは、バブルチャートを作成する方法を紹介します。このグラフは、木の直径、高さ、および体積の相関関係を表示します。最終的なチャートは次のようになります。

Bubble Chart

新しいレポートを作成する

デザイナアプリにて、[ファイル]メニューをクリックし、 [RDLレポート] を選択して、新しいレポートを作成します。

レポートをデータ連結しデータセットを追加する

[データソースウィザードを開く]オプションをオンにすると、新しいレポートを作成するときに[レポートデータソース]ダイアログが表示されます。このダイアログは、レポートエクスプローラで[データソース]ノードを右クリックして、[データソースの追加]のオプションを選択する時も表示されます。

データソースを追加する

  1. [レポートデータソース]ダイアログで[全般]ページを選択し、名前を「NwindDataSource」に変更します。
  2. 種類を「Json Provider」に設定します。
  3. [コンテンツ]タブに移動し、JSONデータの形式の選択を「埋め込み」に設定します。
  4. [埋め込むファイル/URLの選択、またはデータの入力]フィールドに、次のデータを入力します。

    JSONデータ

    コードのコピー
    [
      {
        "幹周": 8.3,
        "高さ": 70,
        "体積": 10.3
      },
      {
        "幹周": 8.6,
        "高さ": 65,
        "体積": 10.3
      },
      {
        "幹周": 8.8,
        "高さ": 63,
        "体積": 10.2
      },
      {
        "幹周": 10.5,
        "高さ": 72,
        "体積": 16.4
      },
      {
        "幹周": 10.7,
        "高さ": 81,
        "体積": 18.8
      },
      {
        "幹周": 10.8,
        "高さ": 83,
        "体積": 19.7
      },
      {
        "幹周": 11,
        "高さ": 66,
        "体積": 15.6
      },
      {
        "幹周": 11,
        "高さ": 75,
        "体積": 18.2
      },
      {
        "幹周": 11.1,
        "高さ": 80,
        "体積": 22.6
      },
      {
        "幹周": 11.2,
        "高さ": 75,
        "体積": 19.9
      },
      {
        "幹周": 11.3,
        "高さ": 79,
        "体積": 24.2
      },
      {
        "幹周": 11.4,
        "高さ": 76,
        "体積": 21
      },
      {
        "幹周": 11.4,
        "高さ": 76,
        "体積": 21.4
      },
      {
        "幹周": 11.7,
        "高さ": 69,
        "体積": 21.3
      },
      {
        "幹周": 12,
        "高さ": 75,
        "体積": 19.1
      },
      {
        "幹周": 12.9,
        "高さ": 74,
        "体積": 22.2
      },
      {
        "幹周": 12.9,
        "高さ": 85,
        "体積": 33.8
      },
      {
        "幹周": 13.3,
        "高さ": 86,
        "体積": 27.4
      },
      {
        "幹周": 13.7,
        "高さ": 71,
        "体積": 25.7
      },
      {
        "幹周": 13.8,
        "高さ": 64,
        "体積": 24.9
      },
      {
        "幹周": 14,
        "高さ": 78,
        "体積": 34.5
      },
      {
        "幹周": 14.2,
        "高さ": 80,
        "体積": 31.7
      },
      {
        "幹周": 14.5,
        "高さ": 74,
        "体積": 36.3
      },
      {
        "幹周": 16,
        "高さ": 72,
        "体積": 38.3
      },
      {
        "幹周": 16.3,
        "高さ": 77,
        "体積": 42.6
      },
      {
        "幹周": 17.3,
        "高さ": 81,
        "体積": 55.4
      },
      {
        "幹周": 17.5,
        "高さ": 82,
        "体積": 55.7
      },
      {
        "幹周": 17.9,
        "高さ": 80,
        "体積": 58.3
      },
      {
        "幹周": 18,
        "高さ": 80,
        "体積": 51.5
      },
      {
        "幹周": 18,
        "高さ": 80,
        "体積": 51
      },
      {
        "幹周": 20.6,
        "高さ": 87,
        "体積": 77
      }
    ]
    
    詳細については、「JSON Provider」を参照してください。
  5. [接続文字列]タブに移動し、[データソースを確認]Validate Iconアイコンをクリックして、生成された接続文字列を確認します。
  6. [OK]をクリックして変更を保存し、[データセット]ダイアログを開きます。

データセットを追加する

  1. [データセット]ダイアログで、[全般]ページを選択し、[名前]フィールドに「Measurements」と入力します。
  2. [データセット]ダイアログの[クエリ]ページで、[クエリ]フィールドに次のクエリを入力します。
    データセットクエリ
    コードのコピー
    $.[*]
  3. クエリを検証するために、クエリボックスの横にある[データセットの検証]アイコンをクリックします。
  4. [OK]をクリックして変更を保存します。

チャートを作成する

チャートウィザードを使用して、チャートのデータ値を構成し、チャートをカスタマイズします。レポートがデータセットに接続している場合、チャートウィザードは自動的に表示されます。詳細については、「チャートウィザード」を参照してください。

  1. Chartコントロールをレポートのデザイン面にドラッグ&ドロップします。チャートウィザードが表示され、データセットとチャートの種類を選択できます。
  2. データセット名を「Measurements」に設定し、[種類の設定]を「バブル」に設定します。
  3. [次へ]をクリックし、バブルの設定を指定します。
  4. [データ]では、木の「幹周」、「高さ」、および「体積」を示す3つのデータ値を定義します。
    1. ドロップダウンから、[Xフィールド]を「=[幹周]」に設定します。
    2. ドロップダウンから、[Yフィールド]を「=[高さ]」に設定します。
    3. ドロップダウンから、[サイズフィールド]を「=[体積]」に設定します。
  5. [次へ]をクリックして、グラフをプレビューします。
     Bubble Chart Dialog Box
    プレビュー画面では、チャートのパレットを変更したり、その他のカスタマイズを行うこともできます。または、以下で説明するように、ウィザードを終了してこれらのスマートパネルにアクセスできます。        

カスタマイズを設定する

グラフがデータ値で構成されたので、スマートパネルを使用して、グラフ要素をカスタマイズします。

Y軸

  1. Y軸の詳細設定用のスマートパネルを開くには、レポートエクスプローラで[Y軸 - [Plot1]]を右クリックし、[プロパティ設定ダイアログ]を選択します。
  2. [タイトル]ページに移動し、次のプロパティを設定します。
    • タイトル:高さ(フィート)
    • フォント > サイズ:12pt
    • フォント > 色:Gray
  3. [ラベル]ページに移動し、[外観]タブを選択し、次のプロパティを設定します。
    • フォント > サイズ:12pt
    • フォント > 色:Gray
  4. [軸線]ページに移動し、[軸を表示する]オプションのチェックボックスをオフにします。
  5. [主グリッド線]ページに移動し、次のプロパティを設定します。
    • 間隔:5
    • グリッド線 > グリッド線を表示する:オンにします。
    • グリッド線 > 幅:0.25pt
    • グリッド線 > 色:#cccccc
    • グリッド線 > スタイル:Dashed
  6. [スケール]ページに移動し、次のプロパティを設定します。
    • スケールタイプ:Linear
    • 最小値:60
  7. [OK]をクリックして、Y軸の設定を完了します。

X軸

  1. X軸の詳細設定用のスマートパネルを開くには、レポートエクスプローラで[X軸 - [Plot1]]を右クリックし、[プロパティ設定ダイアログ]を選択します。
  2. [タイトル]ページに移動し、次のプロパティを設定します。
    • タイトル:幹周(インチ)
    • フォント > サイズ:12pt
    • フォント > 色:Gray
  3. [ラベル]ページに移動し、[外観]タブを選択し、次のプロパティを設定します。
    • フォント > サイズ:12pt
      フォント > 色:Gray
  4. [軸線]ページに移動し、次のプロパティを設定します。
    • :#cccccc
    • :2pt
  5. [OK]をクリックして、X軸の設定を完了します。

チャートパレット

  1. グラフの詳細設定用のスマートパネルを開くには、レポートエクスプローラで[Chart1]を右クリックし、[プロパティ設定ダイアログ]を選択します。
  2. [パレット]ページで、ドロップダウンから「Custom」を選択し、次の色を追加します。
    • #f26324
    • #1fd537
    • #e40010
    • #8fcd37
    • #00b32c
    • #b3000c
    • #ffca3a
  3. [OK]をクリックして、カスタムパレットの設定を完了します。

凡例-Size

  1. 凡例のスマートパネルを開くには、レポートエクスプローラーで[凡例-Size]を右クリックし、[プロパティ設定ダイアログ]を選択します。
  2. [タイトル]ページに移動し、次のプロパティを設定します。
    • タイトル:体積(立方フィート)
    • フォント > サイズ:12pt
    • フォント > 色:Gray
  3. [外観]ページに移動して、次のプロパティを設定します。
    • フォント > サイズ:12pt
    • 背景色 > アイコン色:DimGray
  4. [OK]をクリックして、グラフの凡例の設定を完了します。

ヘッダ

  1. グラフヘッダのスマートパネルを開くには、レポートエクスプローラで[ヘッダ]を右クリックし、[プロパティ設定ダイアログ]を選択します。
  2. [全般]ページに移動し、[タイトル]を「木の測定」に設定します。
  3. [フォント]ページに移動し、次のプロパティを設定します。
    • サイズ:24pt
    • :#3da7a8
  4. [OK]をクリックして、グラフヘッダの設定を完了します。
    必要に応じて、グラフのサイズを変更することができます。
       Bubble Chart at Design Time
  5. チャートの構成とカスタマイズが完了したら、レポートをプレビューします。