PowerTools ActiveReports for .NET 9.0J > ActiveReportsユーザーガイド > 概念 > ページレポート/RDLレポートの概念 > データの可視化 > カラースケール2 |
データ値の大きさに合わせて、テキストボックスの背景色を2色の間でグラデーション表示します。
最小値および最大値には、静的な値を設定するほかに、集計関数が使用できます。たとえばMin関数やMax関数を使用することで、データに含まれる最小値や最大値を自動的に設定できます。集計関数の詳細は、「共通の関数」トピックを参照してください。
=ColorScale2(Value, Minimum, Maximum, StartColor, EndColor)
上記の構文で記載したコードを、TextBoxコントロールのBackgroundColorプロパティにセットします。値の大きさに合わせて、最小値の色と最大値の色の間の色で背景色がグラデーション表示されます。
簡単な例
0〜20の範囲内で、背景色をCrimson〜MidNightBlueの間の色で表示する簡単な例を示します。第1引数には「InStock」フィールドのデータを指定しています。
TextBoxのBackgroundColorプロパティへ貼り付けます |
コードのコピー
|
---|---|
=ColorScale2(Fields!InStock.Value, 0, 20, "Crimson", "MidnightBlue") |
デフォルト動作
ColorScale2関数は以下のケースのいずれかでTransparentを返します。この場合、背景色は変化しません。
引数を適切なデータ型に変換できない場合、代わりにデフォルト値が使用されます。
パラメータ | デフォルト値 |
---|---|
値 | 0 |
最小値 | 0 |
最大値 | 0 |
最小値の色 | Silver |
最大値の色 | WhiteSmoke |
ダイアログ
レポート上でTextBoxコントロールを選択し、プロパティウィンドウまたはプロパティ設定ダイアログでBackGroundColorをドロップダウンして、<データ可視化...>を選択してダイアログを開きます。データ可視化の式を作成するには、ダイアログで各オプションに適切な値を指定します。
注意: [中間色を使用する]チェックボックスをオンにした場合、BackgroundColorプロパティで使用された式がカラースケール3に変換されます。詳細は、カラースケール3を参照してください。 |