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Containerレポートコントロールは、他の項目のコンテナとなるコントロールです。これはレポートの機能を強化する場合に役立ちます。
Container内にレポートコントロールを配置して視覚的にグループ化することができ、レポートコントロールのグループを実行時に移動することが容易にできます。
メモ : 既存のアイテムの周りにContainerを配置するのではなく、Container内にアイテムを配置する必要があります。 |
Containerをレポートページの境界線として使用することができ、境界線のプロパティを変更してレポート内に視覚効果を作成できます。さらに、コンテナのBackgroundImageプロパティを設定することにより、レポートコントロールグループの背景に画像を表示することができます。
Containerのプロパティは[プロパティ設定ダイアログ]ダイアログで設定できます。このダイアログを表示するには、レポート上のContainerを選択した状態で、[プロパティ]ウインドウ内にある「プロパティ設定ダイアログ」のリンクをクリックします。
[Container]ダイアログでは、次のページでレポートコントロールのプロパティを設定できます。
メモ : これらのプロパティの多くに用意されている<式...>オプションをクリックすることにより、[式エディタ]ダイアログを開き、値を判定するため式を作成することができます。列挙型の値を持つプロパティの場合、値は式エディタの左側の[フィールド]ツリービューの[定数]の下に表示されます。 |
[全般]
[名前] : レポートに使用されていないユニークなContainerの名前を入力します。この名前はコード内で呼び出すことができます。
[外観]
[色] : Containerの背景として設定する色を選択します。
[画像] : Containerの背景として設定する画像を選択します。
[スタイル] : 罫線のスタイルを選択します。
[太さ] : 罫線の太さを設定する値をポイント単位で入力します。
[色] : 罫線の色を示すカラーを選択するか、または<式...>オプションで[式エディタ]を開き、色を評価する式を作成します。
四角形の角にあるチェックボックスを選択すると、黄色のダイヤモンド形が表示されます。このダイヤモンド形をドラッグして角の形状を変更します。
[選択した角に同じ大きさを設定する] : 四角形の選択したすべての角に同じ半径を適用する場合は、このオプションを選択します。
[個別に設定する] : 四角形の選択したすべての角に異なる半径を適用する場合は、このオプションを選択します。
[表示]
[レポートの初期実行時]
[次のレポートアイテムでの表示の切り替えを可能にする] : レポートアイテムにトグルを表示させるには、このチェックボックスを選択します。チェックボックスを選択すると、その下のドロップダウンが有効になり、トグルに使用するTextBoxコントロールを指定できます。ユーザーがトグルをクリックしてコンテナを表示または非表示にできます。
[ナビゲーション]
[見出しマップラベル] : 目次(見出しマップ)でこのアイテムを表すためのラベルとして使用する式を入力します。
[ブックマークID] : Containerコントロールの位置を示すIDを入力します。[ブックマークに移動]アクションと組み合わせて使用することにより、別のレポートコントロールからこの項目にリンクできます。
[データ出力]
[プロパティ設定ダイアログ]の[データ出力]ページでは、XMLにエクスポートするときに次のプロパティで制御することができます。