PowerTools ActiveReports for .NET 9.0J
SubReport
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セクションレポートのSubReportコントロールを使用して、レポートに任意の子レポートを組み込むことができます。レポートにサブレポートコントロールを配置して、ロードするレポートのインスタンスをコード内に作成し、レポートのオブジェクトをサブレポートに関連付けるコードを追加します。

さらに、親レポートに関連するデータをサブレポートの各インスタンスに表示するため、親レポートからサブレポートにパラメータを渡すことも可能です。

サブレポートを使用する最も適当な理由

2つ目のレポートを実行して、それを1つ目のレポートに埋め込む処理には高いオーバーヘッドがあるので、このような場合には一般的にサブレポートを使用する方法が最適です。サブレポートは、以下のような場合に活用できます。

サブレポートとして使用するレポートにはページに依存する要素は含めません

サブレポートは親レポートの中に描画されるため、印刷されたページの任意の要素から切り離されています。従って、ページ依存の機能がサブレポートの場合はサポートされていません。このようなロジックはすべて親レポート内に保持する必要があります。サブレポートでサポートされていないページ依存の概念を以下に示します。

コーディングのベストプラクティス

親レポートのReportStartイベントを使用してSubReportコントロールのレポートのインスタンスを作成して、ReportEndイベント内で解放します。このように、親レポートを実行すると1つのサブレポートのインスタンスのみが作成されます。

当該セクションのFormatイベントで、サブレポートコントロールにレポートオブジェクトを関連付けるために、サブレポートコントロールのReportプロパティを使用します。 

注意 : Formatイベントでサブレポートを初期化することは推奨されません。これは、セクションが処理されるときに、毎回サブレポートの新しいインスタンスを作成するためです。また、特に大量のデータを処理するレポートの場合はメモリと処理時間が多く消費されます。

主なプロパティ

プロパティ設定ダイアログ

レポート上のコントロールを選択した状態で、[プロパティ]ウインドウの下部にあるコマンドから「プロパティ設定ダイアログ」をクリックしてダイアログを開きます。

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関連トピック

 

 


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