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以下のトピックでは、チャートコントロールで作成できるグラフのうち、 単一系列のものについて説明します。これは円グラフに代表されるグループです。
このグループに属するグラフには、以下の特徴があります。
複数の系列を使用する事はできません。使用した場合は、最初の系列以外は無視されます。
また、当然ながら、複数の種類の系列を混在させることもできません。
このグループでは、X軸はカテゴリを表します。 X軸に設定する値(データ型)は、文字列かまたは文字列に変換可能な値です。
たとえば円グラフは、デフォルトの状態では、各データ点の値が円の角度になって表示されるだけです。数値やデータ名そのものは表示されません。値を表示したい場合は、マーカーかもしくは凡例を使用します。実用上、どちらかの使用は必須となります。
バブルチャートのように、複数のY値を使うグラフはありません。
このグループには以下の種類のグラフがあります。
ドーナツチャート/円グラフ(ChartType=Doughnut)
3Dドーナツチャート/円グラフ(ChartType=Doughnut3D)
円グラフは割合を表示するときに非常によく使われます。 円グラフとドーナツチャートは同じものであり、カスタムプロパティのHoleSizeの値によって、中央の穴の大きさが変わります。カスタムプロパティのExplodeFactorを設定することによって、一部のセグメントを外側に分離して表示することができます。
ピラミッドチャート(ChartType=Pyramid)
3Dピラミッドチャート(ChartType=Pyramid3D)
四角錐のピラミッドの形をしたグラフです。2Dの場合は三角型になります。
ファンネルチャート(ChartType=Funnel)
3Dファンネルチャート(ChartType=Funnel3D)
「ろうと」(漏斗)の形をしたグラフです。2Dの場合は細い足の付いた逆三角形になります。