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すべて折りたたむ本サンプルでは、SubReportコントロールおよびChartコントロールを使用したレポートの作成方法を紹介します。
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フォルダ
Visual Basic.NET
<User Folder>\Samples\Section Reports\Layout\AnnualReport\VB.NET
C#
<User Folder>\Samples\Section Reports\Layout\AnnualReport\C#
実行時の機能
サンプルを実行すると、3ページのレポートが表示されます。最初のページは報告書の表紙、次のページには会社情報およびカテゴリ別の販売金額、そして最後のページにはトップ10の商品および顧客のデータをグラフとともに表示しています。
メインのレポート（AnnualReportレポート）は2つのサブレポート（ProductSalesByCategoryサブレポートおよびTop10サブレポート）から構成されます。また、さらに、Top10サブレポートは2つのサブレポート（Top10CustomersサブレポートおよびTop10Productsサブレポート）から構成されます。
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メモ：サンプルを実行するには、NorthWindデータベース（..\ActiveReportsNET9\Data\Nwind.mdb）へのアクセス権限が必要です。サンプルでデータファイルにアクセスできない場合は、上記フォルダを作成して各データファイルをその中に配置するか、またはお客様の環境に合わせてフォルダ内のデータファイルへの参照パスを変更してください。 |
プロジェクトの構造
StartupForm
Viewerコントロールを配置しレポートを表示します。コードの詳細を確認するには、フォーム上で右クリックして［コードの表示］オプションを選択します。
AnnualReportレポート
メインのレポートです。
ReportHeaderセクション
ReportHeaderセクションのNewPageプロパティをAfterに設定し、セクション描画後に改ページしています。また、SubReportコントロールを配置し、ReportStartイベントでProductSalesByCategoryサブレポートを設定しています。
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ヒント：SubReportコントロールが複数回表示されるセクションに配置されている場合、セクションが描画されるたびにサブレポートが毎回初期化されないように、セクションのFormatイベントではなくReportStartイベントでレポートを初期化することを推奨します。この場合、ReportStartイベントでサブレポートの初期化を行い、セクションのFormatイベントでSubReportコントロールにサブレポートを割り当ててください。 |
Detailセクション
SubReportコントロールを配置し、ReportStartイベントでTop10サブレポートを設定しています。
通常のレポートでは、Detailセクションは複数回実行されますが、本レポートではデータソースに連結されたコントロールが配置されていないため一回しか実行されません。このため、Top10サブレポートの初期化およびSubReportコントロールへのTop10サブレポートの割り当ては、どちらもReportStartイベントで行っています。
ProductSalesByCategoryサブレポート
メインのレポート（AnnualReportレポート）のReportHeaderセクションに配置されているSubReportコントロールに表示されるサブレポートです。
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ヒント：本レポートでは、レポートヘッダ／フッタ、およびページヘッダ／フッタセクションを削除しています。サブレポートの場合これらのセクションは表示されないため、削除することで処理時間を減らすことができます。 |
SubReportコントロール内に正しく表示されるよう、PrintWidthプロパティを設定しています。また、データソースの設定やDetailセクションの背景色の変更はコードで設定しています。
Top10サブレポート
メインレポート（AnnualReportレポート）のDetailセクションに配置されているSubReportコントロールに表示されるサブレポートです。
Detailセクションにさらに2つのSubReportコントロールを配置し、ReportStartイベントでTop10CustomersサブレポートおよびTop10Productsサブレポートを設定しています。
Top10Customersサブレポート、Top10Productsサブレポート
Top10サブレポートのDetailセクションに配置されているSubReportコントロールに表示されるサブレポートです。
各レポートのGroupHeaderセクションにChartコントロール、Detailセクションに詳細データを表示するLabelコントロールおよびTextBoxコントロールを配置しています。データソースの設定（レポートおよびグラフ）、Detailセクションの背景色の変更等はコードで設定しています。