エージェントを使用することで、より多くの同時ユーザーにレポートを提供し、より高負荷のレポート実行に対応できます。エージェントリストには、使用する各エージェントに関する情報が表示されます。詳細については、「エージェントとスケーラビリティ」を参照してください。
エージェントの情報を表示し、リスト内の各エージェントの右側にあるコマンドを使用してエージェントを有効、または無効にすることができます。
注意: 新しくインストールしたエージェントは、デフォルトでは無効になっているので、管理者によって有効化する必要があります。 |
列の説明
列 | 説明 |
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エージェントID | エージェントの一意の内部識別コードを表示します。 |
ホスト | ホストマシンの名前を表示します。 |
バージョン | ActiveReports 11.0J Serverのバージョン番号を表示します。 |
ライセンス状態 | ライセンスされたエージェントのライセンスとシリアル番号を表示するか、ライセンスが使用できないことを知らせます。 |
接続状態 | 接続の状態([接続]または[未接続])を表示します。 |
無効化(または有効化) | エージェントを作動しないようにします(これは後に再度、有効化することができます)。接続された状態が維持されますが、タスクは割り当てられません。ライセンスは解放されるので、他のエージェントがそのライセンスを使用できます。エージェントをいったん無効にして再び有効にすることにより、使用可能なライセンスをチェックできます。 |
エージェントはサーバーと同一の環境に同時にインストールするほか、後でエージェントのみをその環境にインストールすることもできます。また、エージェントをサーバーとは別の環境にインストールし、負荷分散を行うこともできます。
エージェントをインストールするには、インストールしたい環境で、サーバーをインストールする際に使用したインストーラーを実行するか、管理者サイトの[ダッシュボード]ページからエージェント専用のインストーラーをダウンロードして実行します。その後の手順は、以下のようにインストールする環境によって多少異なります。
メモ: ActiveReports 11.0J Serverは、内部で独自のWindowsサービスを利用しており、システムにサービスの登録が必要になります。ここでは、サービスを登録/実行するアカウントを設定します。アカウントは、既に登録済みのアカウントを設定することもできますし、新たに専用アカウントを作成することも可能です。 |
注意:
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メモ: 管理者サイトの[ダッシュボード]ページからダウンロードしたエージェント専用のインストーラーを実行した場合、この手順はスキップされます。 |
メモ: ActiveReports Serverの帳票管理サーバーと帳票実行エージェントを、それぞれMicrosoft Azure上の別々の仮想マシンにインストールする場合、メインのサーバーがリストに表示されません。その場合は、メインのサーバーをインストールしたAzureの仮想マシンの名前と、ポート":4040"を直接入力してください。(例:仮想マシンの名前が"activereports-server-vm"の場合は、「activereports-server-vm:4040」を入力する。)この方法は、Azureの仮想マシンのデプロイ モデルが"Resource Manager"の場合のみ有効です。"クラシック"の場合は直接入力してもインストールすることができません。 |
メモ: ActiveReports 11.0J Serverは、内部で独自のWindowsサービスを利用しており、システムにサービスの登録が必要になります。ここでは、サービスを登録/実行するアカウントを設定します。アカウントは、既に登録済みのアカウントを設定することも、新たに専用アカウントを作成することも可能です。 |
注意:
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