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ドリルダウン機能を使用して、レポートの特定のデータを非表示に設定することができます。コントロール、グループ、行、列に対して非表示設定にすることができます。ドリルダウンを設定したレポートを開くと、詳細情報への要求があるまで上位の階層のデータのみが表示され、詳細データは非表示になります。詳細データは非表示になります。実行時、初期表示のドリルダウンレポートでは、切り替えアイテムとして「+」記号が表示され、これをクリックすると詳細なデータが表示され、アイコンは「-」に変更されます。「-」アイコンをクリックすると、展開した詳細データを折りたたむことができます。
ドリルダウンレポートを作成するには、コントロール、グループ、行、あるいは列の表示プロパティを使用します。[表示]セクションの非表示プロパティを「はい」に設定し、トグルアイテムとして使用するコントロールの名前を設定するだけです。通常は、非表示にするアイテムを含んでいるグループ内のテキストボックス、列ラベルとして使用しているテキストボックスなどに設定します。この設定により、実行時に「+」がトグルアイテムの脇に表示され、ユーザーはこれをクリックすることで、隠れていたデータを表示できます。
このチュートリアルでは、HTML5 Webデザイナでドリルダウンレポートを作成する手順を紹介します。
メモ: 以下の手順を行う前に、「チュートリアル5.1: シンプルなピボットレポートの作成」の手順を完了してください。 |
このチュートリアルを完了すると、次のようなレポートが作成されます。
初期表示時に各月の売上合計を非表示にし、ドリルダウンすることで表示する場合を考えてみましょう。ここでは、月フィールドを設定した列グループにトグルを設定し、Tablixデータ領域内の他のテキストボックスから展開・折りたたみを行うようにします。手順は次のとおりです。
HTML5 Webデザイナで作成されたレポートは、ActiveReports Server利用者ポータルの「カテゴリ設定なし」に保存されます。